おすすめ度 ☆☆★
ナチス映画好き ☆☆☆
劇場未公開
今年1月、そうこの1月7日から「アイヒマンを追え ナチスが最も畏れた男」が劇場公開される。
全く同じフリッツバウアー検事の物語です。
見てみないとわからないが、ようは、今ドイツでは、ナチス映画が大流行だということだ。
トランプの出現で、世界の右傾化が騒がれる現代、ドイツとて、ナチスの時代へのあこがれがあるのかもしれない。
そんな中、再びナチスに帰ってはいけないという映画人の強い思いがあるのかもしれない。
「アイヒマンを追え」の方が、映画賞を受賞しているので、出来はいいのだろう。
確かに本作は、糾弾映画にしては、ちょっと散漫すぎる。
いずれにせよ、アイヒマンというホロコーストの責任者を捕まえ、裁判に持ち込んだ検事の偉業は、変わらないし、当時はまだ、ナチスの残党がいて検事を脅かしたのも事実だ。
執拗なドイツ人の反省は、見習うべきではないか。