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「未来を花束にして」、婦人参政権獲得に向け頑張る女性たちの実話の映画化!

2017-01-31 17:32:13 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

婦人参政権運動に興味ある方 ☆☆☆☆

1912年、イギリスロンドン。

当時は男性社会で、女性に参政権などとんでもない時代だった。

幼少時から洗濯工場で働く若き母モード(キャリーマリガン)。

おとなし目で、普通の女性だった。

使いに出た先で、婦人運動のデモに出くわし、巻き込まれる。

同僚に婦人運動家がいて、彼女の誘いで徐々に集会に参加していく。

そして、みんなの前で、演説する機会が巡ってきて、婦人参政に目覚めていく。

投獄されたり、ひどい目に遭い、家を追い出され、息子を養子に出され、モードのつらさにこちらまでつらい思いに。

だが、男性社会の矛盾はひしひしと感じられる。

ついには、王に直訴しようと、友人が殉死する。

普通のおとなしめの女性が、人権に目覚め、男性社会を糾弾していく様は、すがすがしい。

それにしても、かなり厳しい描写が続くので、見ているのはつらい。

娯楽を求める人には、重い映画だ。

でも、こういう真剣な映画を見て、未来のため生きてほしい。

 

コメント
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