おすすめ度 ☆☆
少女漫画好き ☆☆☆
衝撃的な展開で話題を呼んだ惣領冬実のコミック。
90年代を席巻し累計販売部数500万部を超えた伝説の少女コミックの映画化。
高校の同級生、愛し合っていながら、結ばれない男女の恋物語と。
狂気を愛する、二人の男子同級生の怪しげな愛。
この二つが奇妙に絡まって、物語は深まっていく。
それぞれが抱えた心の闇は、とてつもなく深い。
ただ、描写が舌足らずで、動機などが、描き切れていないので、どうしても意外感だけが目立つ。
高校生の恋愛映画が、盛んな中で、特異な存在なのだけれど、つき切れていない。
心の闇ゆえに、感情移入がしにくいのだ。
零はKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔、零の亡き弟の親友・桐島牧生を『デスノート』シリーズなど窪田正孝、零の運命の恋人・麻生キラをNHK連続テレビ小説「まれ」などの飯豊まりえが演じている。