おすすめ度 ☆☆☆
日本では、なじみの薄いパンソリ(朝鮮の民俗芸能の一つで,物語に節をつけて歌うもの)。
朝鮮王朝時代末期、パンソリは女性ご法度であった。その禁制時代に、パンソリに打ち込む一人の女性の姿を、師匠への恋心を交えながら描き上げた歴史劇。
自分のパンソリに自信を持ちながらも、激しい特訓を受け、上達。
新しく権力を握った、興宣大院君の目に留まり、慶会楼(キョンフェル)という宴で芸を披露。大院君に召されれることに。
この宴がクライマックスで、命をかけての唄いとなる。
韓国のアイドルグループ「miss A」のメンバーのスジがヒロインを好演。
全編にわたってパンソリが歌い上げられるが、これがちょっと、私には苦手。
これがよければもっとおすすめ度は上がったかも。
師匠役のシン・ジェヒョを演じるリュ・スンリョンも落ち着いた演技で好演。