おすすめ度 ☆☆☆
「プリンセストヨヨミ」の主要メンバーが再び歴史ものを手掛けた。ただ、原作者の万城目学氏が抜けているのが物議をかもしている。
本能寺は、京都のお寺だが、現在は、場所を移したところにあり、隣に「ホテル本能寺」がある。ここは、映画とは全く別物。
映画はあくまでフィクション。
主人公繭子は、悩みを抱えながら、恋人の父親の銀婚式に出席のため京都へやってくる。
京都をいろいろへ廻り、一種の京都案内映画だ。メインの金平糖も現存する金平糖だ。
ほかのホテルに断られ、やってきた本能寺ホテル、そのエレベーターに乗ると、1582年、本能寺の変の前日の本能寺へタイムスリップ。
森蘭丸や織田信長と親しくなる。信長とは町へデートに出かける親密さ。
その親密さを利用して、何とか織田信長を助けようとするが。
時代劇にしては、実に軽くいなされる。
あわやというときに、現代に戻ってしまうからだ。
逆に、このタイムスリップで、繭子は成長する。
金平糖とクラシックな時計が織りなすタイムスリップでした。
綾瀬はるか(繭子)と堤真一(織田信長)は、いいコンビだ。