ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ゲルニカ」、かのピカソの絵で知られるゲルニカを背景にしたラブロマンス!

2017-01-23 17:34:08 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

スペイン映画 劇場未公開

ピカソの絵を知っている人には、ある程度の知識はあるだろうが、日本ではあまりなじみがない。

1937年のスペインは内戦状態にあった。政府軍と反乱軍。

これが、他の国を巻き込んで争いになったのが悲劇だ。

政府軍側のソ連、反乱軍側のドイツ他。

その戦争を取材しようと、いろんな国から報道陣が派遣されていた。

政府報道局のテレサ、ソ連人の監視下、記事の検閲を担当。

ニューヨークからやってきたヘンリーは、本を出すほどの売れっ子。

この二人が愛をはぐくみながら、前線取材などを行い、危ない目にあう。

そして、ドイツ軍によるゲルニカの無差別爆撃。

初めて焼夷弾を使った都市攻撃で、街を焼き尽くした。

ちょっと、ゲルニカの爆撃描写があっさり目のため、不満が残る。

国民同士のいがみ合いが他国の介入を許し、悲劇を招いたことは、残念なことだ。

スペインだからこそ描けるテーマなのだが。

 

 

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「ミモザの島に消えた母」、30年前の母の謎の死を追い詰める息子!

2017-01-23 13:22:45 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆★

ノワールムティエ島 は、フランス・ヴァンデ県に属する大西洋岸の島。冬に咲くミモザの花から『ミモザの島』とも呼ばれる。

本土と島をつなぐ全長4.5キロメートルの砂州・海の中道、パサージュ・デュ・ゴワで有名である。砂州は日に2度の満潮で海面下に沈む。

その島で起こった悲しい事故。

主人公アントワーヌは、妻とも別れ、子供たちともしっくりいかずやや、精神異常気味。

そんな彼が、妻と同僚である妹とドライブ中、事故ってしまう。

その病院で、死化粧師アンジェルと知り合い、恋に落ちる。

そんな、アントワーヌが引っかかっているのが、30年前ミモザ島でなくなった母のこと。

後半、徐々に明らかとなる母の死。

幼いころの記憶がフラッシュバックし、ネーム入りの腕時計が見つかったり、核心に迫る。

祖母と父が頑なに秘密にするところが、ミステリアス。

祖母の死後、真相が明らかにされ、やっと、解放される。

「サラの鍵」の原作者タチアナ・ド・ロネの小説を映画化。

ミステリアスなタッチが、フランス的。

 

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