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「陽光桜」、愛媛県の篤農家高岡正明の桜にかけた一生!

2017-01-02 09:33:30 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

一部劇場で公開。

教え子を戦争に送り出し、自らは病のため生き延びたことに負い目を感じ、

沖縄へ反戦の旅に出かけ、そこで出会った寒緋桜と「里桜」の天城吉野(アマギヨシノ)の交配で得られた桜を陽光桜と名付けた。

この桜は、暑さにも寒さにも強く(零下30度から摂氏30度の環境でも咲く)、花はやや赤みを帯びている。

30余年かけて、品集改良した高岡さんは、これを反戦のシンボルとして、世界中に送り届けた。

この高岡さんの生きざまと、家族の苦労を、ややコミカルに描いた作品である。

高岡さんを演じるのは笹野高史、ひょうひょうとした生きざまは、演者と一体となってよい雰囲気を醸し出している。

高岡さん自身の映像もあるので、雰囲気はよく似ている。

脚本・監督の高橋玄はこの高岡正明にほれ込み、一旦、製作がとん挫したが自身のプロダクションで作り上げた。

あまり知られていない、偉人を世に知らしめるのはよい機会なので、たくさんの人に見てもらいたいと思う。

コメント
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