おすすめ度 ☆☆☆
2009年に韓国ソウル市ヨンサン区で、再開発に伴う強制撤去現場に立てこもっていた住民5人が死亡した事件をヒントに映画化された。
国選弁護人のユン・ジンウォンは、暴動のさなかに起こった警官殺しの罪で逮捕されたパク・ジェホの弁護を担当することになる。しかしパクは、同じ現場で命を落とした息子を守ろうとしただけと主張。ユンはパクの言葉を疑うものの、捜査記録の矛盾点に気が付く。あらゆる国家権力が事件の真相を握り潰そうとするなか、ユンは先輩弁護士とともに賠償請求額わずか100ウォン(約10円)という、真実のみを求める前代未聞の訴訟を起こす。
貴重な検事の取り調べを録音したメディアをめぐって、スリリングな展開。
ただ、前半、弁護士のエピソードが紹介されるが、話が前後してわかりにくい。
韓国の法廷事情が垣間見れて面白い。
熱血弁護士に、ユン・ゲサン、その他、ユ・ヘジン、イ・ギョンヨンらベテランが出演。