おすすめ度 ☆☆☆★
先にDVD鑑賞した「検事フリッツ・バウアー ナチスを追い詰めた男」と内容が重なる。
こちらの方が、2015年製作で1年前の作品だ。ドイツ映画賞を6部門で受賞している。
私の感じでは、こちらの方が映画の作りがうまい。したがって映画に引き込まれる。
ゲイの問題も正面から取り上げており、ドラマチックだ。
バウアーを演じるブルクハルト・クラウスナーに花がある。
モサドに会う場面などミステリアスだ。
ナチスの残影については、「検事フリッツバウアー」に軍配が。
だが、昨今のドイツ映画で、これらナチス時代の犯罪が取り上げられるのは、ドイツの特色だ。
日本では、こうはいかない。
保守派の人たちに消されてしまう。
戦争に向き合う姿勢の違いか?