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「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」、テロに対する攻撃はドローンの時代に!

2017-01-19 18:05:08 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

舞台は、アフリカ、ケニアのナイロビ。

ここは国際機関などがあるアフリカの中心都市だ。

そこで、テロが頻発。

アメリカ、イギリス軍共同で、テロ対策をすすめる。

今や、ドローンが武器の主役だ。

ドローンから、ミサイルを発射すれば、的確に敵陣を破壊できる。

生死の確認さえ、ドローンの仕事だ。

一方、現場では、鳥型と虫型のドローンで室内に侵入、その映像が、アメリカ、イギリス作戦本部に写される。

で、この映画のポイントは、パン売りの少女が、隠れ家のすぐ外で売り始め、ミサイル攻撃で間違いなく死ぬ。

その少女の死ぬ確率、テロで失う命の確率、こんな計算をして攻撃する理不尽さ。

それをめぐって繰り広げられる、軍、政界、財界らの思惑。

タイトル通り世界一安全な戦場での戦いは、殺人の実感が薄いだけに余計辛らつだ。

来るべき戦争の先取りで、倫理を問う問題作。

ヘレンミレンはじめ、芸達者の競演だ。

 

 

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