おすすめ度 ☆☆☆
ゾンビ映画好き、ニコラスケイジ好き ☆☆☆★
PG12 ゾンビ風だが、グロさは少ない。
「ここ十数年の出演作で一番気に入っている」とケイジが言っているだけあって、結構面白い。
親が、とち狂って、子を殺したくなり、行動に及ぶというゾンビまがいの映画。
砂嵐が吹いたり、電波障害がおこったり、異常な状態で、親が子を殺しまくる。
ゾンビ映画っぽいが、ゾンビにはならず、狂気の親が子を殺す。
2人の子ども(姉と弟)にも恵まれ、幸せな毎日を送っているブレント。いつものように会社に行き、オフィスのテレビでブレントが見たのが、親が実の子どもを殺害する事件が相次ぎ、国中がパニック状態となっているという驚がくのニュースだった。
早速、早退して家路につく。
一方、母親は、妹の出産に立ち会うが、生まれた子供を殺そうとする母親。
娘には、恋人がいて、両親が狂うので、地下室に閉じこもる。
ドアが開けられないと知るや、ガス管を地下室に入れ、ガスを放出する。
小細工が、効いていて、なかなかのサスペンス。
さらには、祖父母が到着、今度は祖父母がブレントを殺そうとするという皮肉。
ちょっと最後はあっけないが、まあ、こういう終わり方もありか。
ニコラスケイジは、嬉々としてサイコ役を演じ、最高。