ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「BPM ビート・パー・ミニット」、生きて、愛して、闘った!

2018-12-03 10:29:49 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆

R15+

舞台は1990年代初めのパリ。エイズの感染による差別や不当な扱いに抗議し、政府や製薬会社などへ変革に挑んだ実在の団体「ACT UP」の活動を通して、若者たちの恋と人生の輝きを描く。

ロバン・カンピヨが監督・脚本を手がけ、エイズ活動家団体ACT UPのメンバーだった自身の経験をもとに若者たちの恋と葛藤、人生の輝きを生き生きと描き、2017年・第70回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した青春ドラマ。

ゲイやエイズの問題は、日本人は避けたがる。

本作は、フランス社会で、抗議活動をし、亡くなっていった男の生きざまをドキュメンタリー風に描く。だが、男女の恋も含めてドラマチックだ。

コンドーム着用が、いかに大切かを説得する教材にもなる。

現在では、抗HIV薬ができて、死ぬことがないという時代だが、行為が、危険である警鐘になっている。

脚本、演出の勝利だが、ぐいぐいとひっぱていく力は健全。

コメント
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