ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「来る」、中島哲也監督のホラー!

2018-12-13 17:54:34 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★ (劇場鑑賞)

ホラー好き ☆☆☆

「嫌われ松子の一生」「告白」「渇き。」の中島哲也監督が、「第22回日本ホラー大賞」で大賞に輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を映画化したホラー。

大胆な色使いや、人物描写の適格性など、中島監督は嫌いではないのだが、今回はちょっと。

なにしろ、何かが来る!で持たせた134分。

最後は、松たか子扮する霊媒師による、全国規模のお祓い大会。

何しろ、それは来る。形がないから余計怖い。

映画は、何かを一切描写しない、何かにつかれた結果があるだけだ。

前半、妻夫木と黒木華夫婦とその子供をめぐるホラーは、家庭問題をテーマにした、男女の機微が描かれ面白いが、後半はまさに来るとの闘い。主人公は、岡田准一なのだが、影が薄い。

どこか不細工な霊媒師(松たか子)が後半を盛り上げるが、セットなど大掛かりな割に、伝わるものは少ない。

何をしたかったのか中島監督。

 

コメント
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