おすすめ度 ☆☆☆
官能映画好き ☆☆☆☆
2007年 石井隆監督作品 R18
「天使のはらわた」「花と蛇」の石井隆監督が、これまで描き続けてきたヒロイン“名美”役に喜多嶋舞を迎えて放つ愛憎劇。
喜多嶋舞も当時35歳。女の熟れ頃。
石井監督の独特の演出で、光り輝く官能編。
夫婦がそのまま、夫婦役で、夫の不倫相手も出演。
それに、竹中直人扮する、ライターのインタビューが絡んで、
さらに、欲求不満の果てにストリートガールを演じ、
トラブルをマネージャー(彼も彼女に恋している)が解決するという、巧みなストーリーの展開。
刃物沙汰が、劇と真実とが、重なり合って、愛憎のどろどろ。
まあ、喜多嶋の嬉々たる演技に堪能するもよし。