ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ラプラスの魔女」、予言能力を持った少女!

2018-12-01 16:07:43 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

東野圭吾好き ☆☆☆

原作、東野圭吾のベストセラー小説。

東野の小説は、奇想天外な設定で、読者を獲得している。おかげで、映画化される作品も多い。

本作は、櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰という。今が旬の俳優をそろえていることでも、力の入れようが分かる。

脇を固めるのも、豊川悦司、リリーフランキー、玉木宏、高島政伸など豪華配役陣。

東野の作品は、ミステリアスだが、本作は、ラプラスの魔女と題される、予知能力の話で、興味津々。

冒頭、竜巻に襲われる母子の映像で、何が起こるか、興味をそそる。

そして、硫化水素による殺人事件が続いて起こる。

主役の地球化学専門家・青江修介(桜井)は、地元の温泉業者を擁護して、密室でない場所での硫化水素殺人はありえないと主張。

ただ、そこに謎の女性(広瀬)が出没。

刑事(玉木)は、何かあると執拗に食い下がる。

そして、映画監督甘粕に行き着く。

後半は、予知能力が引き起こす犯罪へといささか、SF映画の領域へ。

ただ、映画のテンポと、ねたばらしに強引さがあって、ちょっと物足りない。




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「遙かなる山の呼び声」、シェーンを模した山田洋次の代表作!

2018-12-01 09:43:33 | NHKプレミアムシネマ

おすすめ度 ☆☆☆☆★

1980年 山田洋次作品

題名は、「シェーン」の主題歌のタイトル。

夫を亡くした母子で牧場を切り盛りする民子。

雨の日、ふらりとやってきて、一晩の宿を求める耕作。

それから一年後、またふらりとやってきた耕作は、今度は長居を決め込む。

はじめは警戒していた民子だが、息子とのやり取りや、牧場仕事の手伝いで、徐々に心が開いていく。

山田洋次が全盛のころの作品。

民子三部作、この間に「黄色いハンカチ」がある。

西部劇を思わせる、北海道の大自然。

主演の高倉健の雄姿は、輝いている。

倍賞千恵子も、女ざかり、か弱い体での牧場の切り盛りは厳しい。

息子役の吉岡秀隆も可愛い。

北海道の大自然を背景にした男と女の日本人らしいけじめ。

ラストは、いかにも、日本らしいうまいしめかた。

代表作にふさわしい貫禄だ。

渥美清は愛嬌。

 

 

 

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