おすすめ度 ☆☆
シュワちゃん(アーノルド・シュワルツェネッガー)好き ☆☆☆
予告編は,まこと愉快。ロケット弾をぶっ放すわ、タイマンでやっつけるわ、シュワちゃんの面目躍如。
でも、本編は?
シュワちゃんの役は、最強の殺し屋ガンサー。
ところがこの映画、ガンサーを殺して、その座を手に入れようとしてるヒットマン・ブレイクの話。
その道の猛者を集めて、やおら、ガンサーのもとを訪れるという話。
それに、その行動をいちいち、カメラに収めようと撮影チームを引き連れての殴り込みだ。
ところが、あっさりガンサーに先を読まれて次々と犠牲者が出るありさま。
コメディ俳優のタラン・キラムがブレイク役を演じているおかげで、喜劇色満載。
でもあまり面白くない。
むしろ、後半終り頃登場するシュワちゃんの下ネタがよほど面白い。
ネタばれになるが、シュワちゃん扮するガンサーは、ブレイクの動きを完全に把握して、攻撃していたのだ。
まあ、唯一面白いシーンは、キッチンで、ガンサーとブレイクが奮戦するシーン。
このシーンばかりは、カメラマンでなく、置きカメラでシュワちゃんが操作しているのだ。
前半を我慢して見られれば、最後だけシュワちゃんの活躍が見られる映画でした。