おすすめ度 ☆☆★
挫折経験者 ☆☆☆
現実と虚構、映画と演劇の狭間でもがきながら生きる若者たちの姿を、74分ワンカットで描いた意欲作。
ある小さな町で舞台が上演されることになり、オーディションで選ばれた6人の少年少女が初舞台に向けて稽古に励んでいた。しかし突然、舞台の中止が告げられてしまう。
実際に、舞台の突然の中止を経験した松居大悟監督が映画化。
最初、新人たちを含めた俳優たちの舞台稽古から始まる。ちょっと、舞台劇の感じだが、読み合わせとかの段階なので、芝居の全体が演じられるわけではないので、よくわからず、入り込めない。
森田想演じる少女が、ほぼ出ずっぱりなので、彼女の映画かとも思うが、章割になっていて、ヒップホップバンド「MOROHA」が音楽を担当、監督自らが歌う。
舞台の中止が伝えられるも、公演の途中に割り込みで出演しようとする。
少年少女6人で話が進むが、それぞれの関係もわからぬまま、見せられて、終わる。
絶賛する人もいるが、面白くないとの感想が大方では。