おすすめ度 ☆☆☆
ぎりぎりのサスペンス映画好き ☆☆☆★
PG12
アメリカ・スペイン・イタリア合作
砂漠の地雷原に迷い込んだ兵士が容赦ない自然の脅威や自分自身の過去のトラウマに襲われる姿を描いたアクションスリラー。
テロリスト暗殺のミッションに失敗したアメリカ兵マイクは、3000万以上もの地雷が埋まる土地に足を踏み入れてしまう。仲間はマイクの目の前で爆死し、彼自身も地雷を踏んで絶体絶命の窮地に立たされる。
地雷を踏んで、進めば死、そこで、そのまま、援軍を待つ。だが、通信はとぎれとぎれ、いつ来るともわからぬ援軍をただただ待ち続ける。
そのうち、幻影が、幼児虐待、家庭内暴力、愛されることを望みながら悲しみに包まれた幼少期のトラウマ、愛する人を破壊してしまいそうになる衝動との葛藤、人生に絶望し軍に自らを投じる男性の心理描写。そして父への許しと和解。
製作も兼ねたアーミー・ハマーのワンマン映画。