おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)
実話映画好き ☆☆☆☆★
インド映画 途中で中休み(実際は休みはありません)が入りますが 137分の長編です。インド映画ですから、きっとインドではもっと長いのでしょう。そういえばダンスシーンも少なめです。
インド映画の底力を見せられます。
「パッドマン」として知られるアルナーチャラム・ムルガナンダムの物語の映画化です。
21世紀の初めの北インド。
新妻のガヤトリ(ラディカ・アプテ)が生理の際に古布を使っている。これを知ったラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、市販のナプキンが高くて買えない妻のために清潔なナプキンを作ろうと研究に没頭するが、周りの人々から非難されてしまう。
まだ、インドでは、昔ながらの風習が残っており、特に穢れとされる生理は、男にはタブーで、村人に追われるように都会へ出る。
そこで、セルロースに出会い、大型機械の小型化を考案し、安価なナプキンに成功する。
穢れへの抵抗が強いため、女性を取り込み、販路拡大に努める。
女性の社会進出をもたらしたのだ。
ラスト近く、片言英語で話す、演説シーンは見もの。
これをドキュメンタルに描くのではなく、歌やダンスも交えた娯楽映画として、成功させている。
笑いと涙とダンス、インド映画の要素が詰まっています。