ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ある会社員」、普通に背広着て勤める会社が、殺し屋とは?

2014-01-08 18:56:11 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆
   サスペンス・アクション映画好き ☆☆☆☆

韓国、このての作品が最近多いが、この映画もちょっとひねってある。

普通の金属を扱う商社。その営業2課が、殺人を請け負う場所だった。従業員は普通に仕事しているように見えるが、皆武器を持っている。隠し部屋には、武器や密談場所が。

そこに勤務する、出来過ぎの課長。すぐ部長に昇進。

普通のサラリーマンそのもので、いつもネクタイをきりりと締め直しかっこいい。

彼が、就職試験のため履歴書に張る写真を撮っているシーンがあるが、ある意味、就職難の韓国の現状を皮肉っているのか。

「映画は映画だ」のソ・ジソフ、そのクールで無口なカッコよさ。

彼が殺しの最前線で活躍。

しかし、この殺人か、身内の人間をも殺してまう。

部下を殺し、彼に頼まれて、金を家族に届けにいって、その母親が、彼のあこがれの歌手だった。そこでほのかな恋心が。

普通の会社員、殺し屋集団、恋心。

殺人課だけに、滅法殺しシーンも多い。R-15指定。

殺し屋にありがちな無情映画だ。

ラストは、王道やくざ映画の単身敵地へだ。

防弾チョッキだけで、よくやれると思うが、そこは映画、

最後もかっこいい。
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「後宮の秘密」、韓国王朝の時代劇だが、官能シーン満載!

2014-01-07 19:16:59 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

だけど、R-18です。結構激しいベッドシーンがあります。

韓国王朝劇は、日本の時代劇同様一つのジャンルとして確立していますが、一方で、韓国官能映画は、結構ハードで日本のポルノ映画をしのぎます。

この映画は、その両方を兼ねたかつ立派な映画作品です。

というのも、王朝のドラマとして、かなり複雑にかつ大胆に映像化しているため見せるものがあります。

特に、王を亡くしてから、その母親が大君として、次男の後ろ盾で院政をしいています。

もう一人のヒロインは、恋人がいたが、引き離され王に嫁ぎ、後未亡人となります。

でこの未亡人を跡を継いだ王が横恋慕し、話が面白くなります。

まあ、権力闘争に女が大きく絡んでいることです。

日本では、ここまで権力にこだわる姿はあまり見ません。

ただ、その間にも、愛憎による殺し合いが繰り広げられます。

一方、官能ですが、主としてヒロインの未亡人のシーンが目立ちます。

チョ・ヨジョン、アラサーですが、なかなかの美形、なおかつスタイルも抜群、全裸で繰り広げられるシーンはなかなかの見ものです。

アベックで見るのがよいのか悪いのか、ちょっと迷います。



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「朝食、昼食、そして夕食」、複数家族の物語!

2014-01-07 15:47:58 | 映画
おススメ度 ☆☆
  ファミリー映画好き ☆☆☆

スペイン北西部ガリシア地区。巡礼の終点地、世界遺産の 街、サンティアゴ・デ・コンポステラ。

そこで食事を通して繰り広げられるエピソードの数々。

恋あり、家族愛あり、ゲイあり、老人愛あり、人生模様が繰り広げられます。

そこには、ほろ苦い別れのエピソードも。

携帯電話を通して、語られる家族の実相。

すべてが、スペイン料理の、朝、昼、晩。

案外男が料理をする、これスペインの常識なのかな。

原題通り、18通りの食事シーンが出てきます。

おいしい料理や気まずい料理も。

成就しない恋がいささかでてきて、それはもう悲しいものです。

監督自身が演じている、ストリートミュージシャンが狂言回しで、その音楽が全編を引き締めます。

まあ、画面の切り替わりが速いので、ちょっと置いてきぼりにされるとつらい映画です。



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「ザ・コール 緊急通報指令室」、とにかく面白い警察ものサスペンスです

2014-01-06 17:46:26 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

   サスペンス映画、過激映画好き ☆☆☆☆

正月早々、とんでもない映画にぶつかった。

題名からして地味な警察映画かと思ったんだけど、なになに、とてつもなく引き込まれ、唖然の一言。

まあ、過激な映画のため、公開劇場が限られるというハンデのため、いまいち評判にはなっていないけど。

スリリングと残酷さにかけてはピカ一の映画だ。

題名通り、アメリカ西海岸、日本の110番のような、緊急連絡991番。アメリカでは事件が多いため広いスペースの指令室だ。

そこのベテランオペレーターが主人公。

冒頭、991にかかる電話を巧みに処理する場面が、なかなか手際よい。

ところが、暴行犯に襲われた少女を991で受けながら、ミスをして救えなかったトラウマを抱える。

それから半年後、オペレーターの研修担当をしていたが、その最中にかかってきた電話。

それは、駐車場から誘拐された少女が、車のトランクに閉じ込められ、携帯から電話してきたものだった。

前の失敗を回復しようと電話を受けて立つインストラクター。

それから、電話で少女を何とか救おうとする。

勿論警察との連携で、次々と情報を入手し、少女の協力を得ながら、少女を救おうとする。

だが、一端、中休みとなってからは、ホラー映画と化し、残虐なシーンが続々と、

なぜか、オペレーターが一人で、犯人のアジトへ。

そこからラストへテンションは落ちない。

意外な結末。でも女は強い。

オペレーターを、ハル・ベリーが演じ、さすがの好演。
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「死霊のはらわた」、1981年の同名の名作ホラー映画のリメイクです

2014-01-05 17:15:44 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

  スプラッター(血の飛び散る)映画好き ☆☆☆☆

その残虐性のためR-18です。

スプラッターの名前を広めた前作は評判を呼んだが、本作も前作に劣らずすごいらしい。(前作未見)

妹が薬物依存症で、それの治療を兼ねて兄とその友人で山小屋を訪れる。

地下室で発見した禁断の書、それを紐解いたことで、死霊が暴れ出す。まず妹が取り付かれ、いわゆるゾンビになります。

そして次の標的を取り込みとゾンビが増えていきます。ただ、このゾンビは非常に攻撃的で、情け容赦ありません。

で、このゾンビを倒そうと兄たちは奮闘します。

流される血の量は半端ではありません。

釘、チェンソー、注射針と痛みの道具は豊富です。それも自らの手を切断したりします。

そして、ゾンビを埋葬するか、火で焼き殺すかすれば、お陀仏です。

ただ、兄妹や恋人がゆえ、ゾンビとはいえ殺すことに抵抗があります。

そして最後、ゾンビをチェンソーで真っ二つにするシーンは痛快とはいえ、おぞましいものです。

怖い人は見てはいけません。

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「武士の献立」、加賀藩の料理侍の話です

2014-01-04 17:45:46 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

昔は、正月映画といえば、派手な映画だったが、

今は、時代劇といっても、料理包丁侍が主役とは、様変わりだ。

金沢といえば京に次ぐ、伝統の和食どころ。

それは、この江戸時代からの流れがあるのだろう。

舟木家というのは実在した料理侍で、映画にも見られるように料理のレシピ本を残している。

物語は、藩主の側室に仕える料理上手な出戻り女が、藩の包丁侍から目を付けられ、その跡取りに嫁入る話からスタート。

ただ、その跡取り、料理がからきしダメで、むしろ剣の道に励んでいた。

というのも、剣道場の跡取り娘に惚れこんでいたからだ。

兄の死で、包丁侍を継ぐことになり、彼女との結婚も友人にかっさらわれていた。

これに加賀藩の改革派の行動も重なり、実態は、かなり歴史ものだ。

ただ、包丁侍を描く筆が分散残念。

上戸彩が、料理上手の妻を演じ、高良健吾の夫とのコンビはフレッシュ。

ただ、いかにも話が地味。正月映画らしくない。

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「ファイアbyルブタン」、クレイジーホースのショー 3D版です

2014-01-03 17:53:25 | フランス映画
おススメ度 ☆☆

 レビュー好き ☆☆☆

残念ながら、2D上映館なので、3Dは見られませんでした。これも3Dで見るべきでしょうね。

フランスの3大ショー劇場の一つ、クレイジーホースで上演された80日間限定のショーを、3Dで撮影、このショーの演出者ルブタンの語りと、踊り子たちの語りを織り交ぜた作品。

R-15、だが、決していやらしいシーンはありません。あくまでヌードです。

ルブタンは、世界で有名なシューズメーカーの当主。かれは、クレイジーホースにあこがれ、自らのシューズをミューズに履かせて、美を演出する。

当然彼の作品だから、脚がふんだんに出てくる。脚が主役のため、ほかの部位の期待にはやや不満があるかも。

さすがフランスのストリップショー。まず、踊り子が洗練されている、舞台裏などは映らないが、代わりにトークが。

ショーは、光と影の芸術だ、それに、なんと、デビット・リンチが音楽を担当している。

ロープを使った演出は、まるでサーカスやマジックショーンの感じ、その他宇宙が出てきたり様々なショーを見せてくれる。

まあ、ショー嫌いな人にはすすめられないが、正月の一幅のアートに堪能するもよし。

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「私のオオカミ少年」、心を閉ざした少女とオオカミ少年とのほのかな恋

2014-01-02 16:32:10 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆

ピュアな恋愛映画好き ☆☆☆

韓国ラブロマンス史上1位の観客動員数を果たした胸キュン映画です。

孤独な少女は、家族と静かな村に引っ越してくる。

そこで出会ったオオカミ少年。

彼は、まだ野性味タップリだったが、母親の好奇心と子供たちとの交流もあって、心を閉ざした少女が徐々に心を通わせることに。

「待て」から、犬のしつけのようなふれあいから、字や文の理解まで、オオカミ少年は成長していきます。

だが、少女に下心の大家の息子が、彼女に言い寄り、オオカミ少年が本性を発揮してしまいます。

まあ身分の違いを超えての恋愛と言えますが、オオカミ少年ゆえに皆から理不尽な扱いを受け、それが切なさを呼びます。

韓国の美青年ソン・ジュンギがこのオオカミ少年を演じ、むつかしい役をこなしています。

47年の年を超えての純愛物語。ちょっと無理なところもありますが、韓国女性の心をつかんだのでしょう。
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「アイアンフィスト」、鉄のコブシとでも、カンフーとウェスタンの合体

2014-01-01 16:39:06 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
  
まさに正月向けのアクション映画。タランティーノの名が出ていますが、直接的には噛んでいません。「キルビル」へのオマージュっぽい映画です。

ただ、R-15.グロさとエロさが混じっていますので、男性向き。

19世紀の中国、武装集団が割拠した時代。ゆえにアメリカと香港合作映画。

監督は、なんと黒人、自らも重要な役柄で登場。RZA、ラップミュージックの第一人者で「キルビル」でタランティーノと仕事をした関係で、あこがれのカンフー映画を撮ることができた。

ラッセル・クロウが絡んで、なにか西部劇調。

なにしろ、カンフー映画の本場香港のスタッフが協力。様々な武器が使われ、込み入った人間関係も、かなりわかりやすい。ほぼ復讐劇の様相。

ちなみに、上映時間は95分と短く、飽きない。ただ、もともと4時間の映画だったというから、少し舌足らず。DVDでは、上映時間並の未公開映像があり、そちらも楽しめる。

金塊輸送が絡むので、欲にかられた映画だが、主人公が両腕をすっぱりと切り取られ、そこから、アイアンフィストが誕生する。

娼館の女たちが綺麗で、色を添える。

プロレスラーのデヴィッド・バウティスタが、鉄の鎧を着た男として登場、かなり主人公側は苦しめられる。何しろ歯が立たないのだ。

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