おすすめ度 ☆☆
若者たちの欲望と狂気に興味ある方 ☆☆☆☆
R15+ 「刺激の強い出血を伴う過度の暴力行為及び、性描写」
基本、決して進められる映画ではありません。
ほとんどが主人公のあくなき暴力シーン。殴り殴られ、でもかっこよく相手をなぎ倒すわけではありません。
しかし、その暴力に、青春の欲求が秘められています。
殴り合いのシーンも、映画が進むにつれて、上達していきます。
そして殴る相手も、それなりに臭覚を利かして選んでいます。
舞台は、松山市、その商店街で繰り広げられる暴力は、やや遠めからのアングルで、、見るものは、あくまで観覧者です。松山市のご当地映画でもあります。
そして、喧嘩祭りが舞台に。喧嘩祭りの暴力と主人公の暴力との対比。
この映画のすごいのは、青春映画として描かれる凡庸な日本映画とは、一線を画す、殴られても殴られてもさらに暴力に食らいつくすごさがあるからです。
それは、柳楽優弥の演技力と真利子哲也の演出力に負っているようです。
題名の「ディストラクション・ベイビーズ」は、村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」をもじっているようで、ただ、ディストラクションには、Distraction(気晴らし、動揺)とDestruction(破壊)の意味があり、それがかけられているようです。
いずれにせよ、決して暴力賛歌の映画ではありませんが、青春の暴力を描いていることには、変わりありません。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0203.gif)
若者たちの欲望と狂気に興味ある方 ☆☆☆☆
R15+ 「刺激の強い出血を伴う過度の暴力行為及び、性描写」
基本、決して進められる映画ではありません。
ほとんどが主人公のあくなき暴力シーン。殴り殴られ、でもかっこよく相手をなぎ倒すわけではありません。
しかし、その暴力に、青春の欲求が秘められています。
殴り合いのシーンも、映画が進むにつれて、上達していきます。
そして殴る相手も、それなりに臭覚を利かして選んでいます。
舞台は、松山市、その商店街で繰り広げられる暴力は、やや遠めからのアングルで、、見るものは、あくまで観覧者です。松山市のご当地映画でもあります。
そして、喧嘩祭りが舞台に。喧嘩祭りの暴力と主人公の暴力との対比。
この映画のすごいのは、青春映画として描かれる凡庸な日本映画とは、一線を画す、殴られても殴られてもさらに暴力に食らいつくすごさがあるからです。
それは、柳楽優弥の演技力と真利子哲也の演出力に負っているようです。
題名の「ディストラクション・ベイビーズ」は、村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」をもじっているようで、ただ、ディストラクションには、Distraction(気晴らし、動揺)とDestruction(破壊)の意味があり、それがかけられているようです。
いずれにせよ、決して暴力賛歌の映画ではありませんが、青春の暴力を描いていることには、変わりありません。
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