ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」、世界の良いところを探し回る!

2016-06-08 19:04:57 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆☆

PG12

超過激なアポなし突撃取材と歯に衣着せぬ物言いで、社会問題を独自の視点で一刀両断してきたマイケル・ムーア。

今回は、アメリカ国旗を背負って、世界制覇に。

だが、狙いは、ヨーロッパ。


イタリア人は、年間8週間の有給!会社の昼休みは2時間。

休日に部下に連絡すると「法律違反」と言われるドイツの上司

麻薬使用が犯罪にならないポルトガル

宿題がない国、フィンランド。しかし、学力はトップクラス。

フランスの小学生の給食はフレンチフルコース。

大学の学費がただの国スロベニア。

完全な男女平等の国アイスランド。

などなど、アメリカにはない優雅な制度。

これれらを戦利品として持ち帰ろうという映画。

でもアメリカと言っているが、まさに日本に当てはめて考えたら、よっぽど参考になる。

会社の休みがとれない。残業続き、麻薬禁止、詰め込み教育、おいしくない給食、大学の学費が高い。

ただ、これらについては、すでに研究すみで、マイナス面もあることから、簡単にはまねできない。

映画は、実に面白おかしく、テンポよく語られるので、話は入りやすい。

まあ、一見の価値ある映画だ。
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「再会 禁じられた大人の恋」、熊切あさ美主演恋愛ドラマ

2016-06-08 11:33:15 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆

恋愛映画好き ☆☆☆

R+15

「愛」をテーマにした映画シリーズ「ラブストーリーズ」第2弾!の一作。

昨年恋愛問題で騒がした熊切あさ美主演。

隣に引っ越してきたのが、昔付き合っていた元恋人。

焼けぼっくりに火がついて。

ダンスで付き合っていた二人が、ダンスを思い出して付き合う。

デート中を近所の人に見つかり、噂に。

まあ、取り立てた話ではないが、恋愛映画の常道ではある。

熊切ファンならいいかもしれないが。

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「アレノ」、エミール・ゾラの「テレーズ・ラカン」の翻案!

2016-06-07 19:51:30 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆

ラブ映画好き ☆☆☆

18禁

幼馴染の男二人、女一人。当然三角関係。

結婚している男女と昔の恋人。

郊外の湖で、船が転覆。男女二人が救出されるが、あと一人は。

救出されたのは、妻と元愛人。

夫は泳げない人で、助けられなかった。

死体が見つかるまで、湖のほとりのラブホで、セックス三昧。

セックス描写が丁寧。

わざと、16mmフィルムで撮影。ざらざらした感じ。

そして、夫の亡霊が(ただし、リアルすぎて、怖さはない)。

ようは、男と女の情愛物語。

でも、その割には、淡々としたセックス。

妻役の山田真歩さんは、体当たり演技。

79分の作品だが、ラブシーンが多い。

そして、夫らしい水死体が見つかるが、妻は、夫ではないと。

終末は、不思議な終わり方。

今後を暗示しているのか。

「かぞくのくに」「夏の終り」などの映画プロデューサーの越川道夫の初監督作品。

切ない愛の物語。

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友達付き合いって、そんなにむつかしいものなのか? 続続

2016-06-07 18:28:02 | 日記



この話を読んで、何でそうなるの? と思いませんか?

実は、私なりの解釈があるのです。

というのは、サークル発足後、結婚、転勤などがあって、私は、サークルに参加できなくなりました。

そこで、Kさんに、後を任せたのです。

ただ、その後のことは、話すこともなく、私は、門外漢となりました。

ただ、このサークルで、2組のカップルが生まれました。

その一つが、Aさんです。

当然若き頃ですから、集まったのも、20代前半、サークルはある意味、交際の舞台でもあったのです。

もう1組は、Hさんで、割合早く結婚しました。


で、やはりどうしても、目立った女性は男性たちのターゲットになります。

Hさんも、Aさんも男性たちのあこがれだったのです。

で、私が思うに、Kさんは、Aさんに気があったのではないでしょうか?

Aさんは、Kさんではなく、同じサークルの別の男性と結婚しました。

Kさんは、Hさんの身内の紹介で結婚したようです。

Aさん、Kさんともに、幸せな家庭を築いていたのです。

だが、今回のトラブルは、お互いの気持ちが、どうしても、昔の恋愛事情と重なって、起きたものと考えざるを得ないのです。

だって、ただ知り合っただけの関係だったら、「ごめんね」だけで済むはずです。

それを回りまで巻き込んで、絶交とは、恋愛感情の持つ諍い以外の何者でもありません。

別れた夫婦は、それゆえにこそ、争うのです。

「海よりもまだ深く」のように、子供でもいればまた別ですが!



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「メモリーズ 追憶の剣」、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン共演のソードアクション!

2016-06-06 18:08:40 | 韓国映画
おすすめ度 ☆☆☆

高麗末期の王朝を舞台の時代劇。

ソードアクションと愛憎劇のコンビネーション。

3人の剣士が、反乱を企てたが、裏切りにより計画は失敗。

それから18年後、権力者となったユベク主催の武術大会で、剣の冴えを見せる少女が登場。

その剣の捌きが、昔の仲間ウォルソの動きとそっくり、ユベクは少女の後を追う。

ユベクをイ・ビョンホン、ウォルソをチョン・ドヨンが演じている。

が、映画の狂言回しは、少女で、キム・ゴウンが演じている。

アクションシーンのほとんどが、ワイヤーアクションで、韓国でこれだけ大掛かりなワイヤーアクションは初めてではないか。

それだけに、演じている役者は、ワイヤーアクションのため、体を鍛えたらしい。

特に、キム・ゴウンの役は、修行して強くなっていくので、そこが見せ場になっている。

実は、少女の父は、ユベクとウォルソに殺されており、復讐を誓い、最後にクライマックスを迎える。

一方で、ユベクとウォルソは、恋仲であり、恋仲でありながら、敵味方に分かれる非情理が根底にある。

登場人物が途中で名前を変えるのと、現代と過去のシーンが交互に登場するので、わかりずらい。

折角の歴史大作だが、見る側にとっては、物足りない出来だ。

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「海よりもまだ深く」、是枝監督のだめオヤジ物語!

2016-06-05 17:24:39 | 日本映画
おすすめ度 ☆☆☆

シニカルなホームドラマ好き ☆☆☆☆

淡々と日常生活が描かれるので、映画に何か変化を求める人にはむきません。

ただ、この主人公良太のようなダメ人間の悲哀のわかる人にとっては、ずっしりと胸にくる映画です。

是枝監督が「海街Diary」の合間に撮ったオリジナルの作品。

清瀬の団地が舞台。団地生活経験者には、なんとも懐かしい生活空間。

ダメ男(阿部寛)、一度文学賞を取ったがその後は鳴かず飛ばず、今は、小説のネタ探しと称して、探偵事務所に勤務。

勤務中に競輪にはまったり、余分な金をせしめたり。

ために、妻とは離婚、子供とも別居。だが、未練たらたら。子供にはいい格好をしてほいほいする。

団地に住む母親(樹木希林)。

たまたま家族が団地に集まった日、台風が来て一夜を過ごすことに。

取り立てた事件が起きるわけないが、会話劇から、一夜明けて、なにかをつかんだ良太。

それにしても、樹木希林はすごい。

それは今までの人生からくるものか?、なにげないセリフ。それは、良太にボディブローのように効く。

そして、嫌いだった父親が生前にしていた行動。

良太は、父親を嫌いながら、父親に似ていく。

人生何事も思う通りには行かない。そんな、経験者こそこの映画を見て共感してほしい。

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友達付き合いって、そんなむつかしいものか? (続)

2016-06-05 11:04:54 | 日記
AさんとKさんの諍いのそもそもの原因は、Kさん家の火事にあります。

前に書いたように、Kさんは自己責任を感じていました。

そして周りの人の温かい支援で、徐々に回復のめどがたってきました。

たまたま友人が、荷物運搬のために、車を貸してくれました。

そこで、Kさんに声掛けして、運転を手伝ってもらおうとしたのです。

ところが、Kさんは、火事で大変だろうからということで、知り合いの便利屋さんに、手伝ってもらうように頼みました。

これがそもそものかけ違いだったのです。

Aさんは、気軽に車を運転してもらえばよいと思っていました。

Kさんは、大変だろうから、プロの手で処理してもらったほうが良いと。

ただ、その後のやり取りのことはわかりませんが、Kさんは便利屋さんが、金儲けのためにやってくれると思い込んだので、断りました。

Kさんは、折角の好意を無駄にして(友人に頼んだ手前、断られたのでメンツがつぶれました)と立腹。


事の経緯はそんな些細なことです。(本人たちにとっては重大ですから軽々には言えませんが)


それから、2年ほどたって、Kさんの発案で、会合が持たれました。

一応、映画について話すということでした。


ところが会合が、終わるころ、急にKさんが、火事の後の写真を見せました。

それから、お互いに機微に触れる発言があり、もう収拾がつきません。


私のもとには、二人のそれぞれから、絶縁のメールが。


まあ、覆水盆に返らずですかね。

誠に残念。

ちなみに、火事の写真は、WEBから拾ったもので、Aさんとは関係ありません。


いい解決法があれば教えてください。



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「僕らの家路」、幼い兄弟が母を探す3日間。

2016-06-04 18:12:47 | ドイツ映画
おすすめ度 ☆☆☆

子供映画好き ☆☆☆☆

PG12 最初のほうに、母親と男とのセックスシーンあり。

10歳のジャック、6歳になる弟。

父親はいない。母親は、新しいボーイフレンドとの生活が楽しい。従って、ジャックは弟の面倒を見ている。

或る出来事で、ジャックは、施設に預けられることに。

だが、孤独に育ってきたジャックは、皆と打ち解けられずいじめの対象に。

夏休み、皆はそれぞれの親の元へ帰るのに、母親から迎えが3日ほど遅れるとの連絡が。

だが、居残ったいじめっ子に、水につけられ溺れそうになる。そして友人に借りた双眼鏡を池に放り投げられる。

このいじめの陰湿さと、約束の日に迎えに来ない母親に、絶望する。

この辺の描写は、痛切で、いじめの経験のある私にはよくわかる。

そして、自力で帰宅するも、家の鍵が見当たらず流浪に。

弟を連れだし、3日間の流浪生活。

途中、友達に返そうと双眼鏡を盗む。決して優等生ではない。

母の元カレを訪ねるが、最後に警察に連れていかれようとして、頑強に拒否。そりゃ、あのいじめ学園には帰りたくない。

で、ラスト、母と巡り合えホッとする。優しい母。

だが、母には新しい男がいる。

ジャックは、男の決断をする。

ジャックの成長物語でもある。

原題は、ジャック。邦題は優しすぎる。


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「ベル&セバスチャン」、アルプスの少年と犬!

2016-06-03 19:23:48 | フランス映画
おすすめ度 ☆☆☆

犬好き、アルプス好き ☆☆☆☆

日本では「名犬ジョリィ」のタイトルでテレビアニメ化。

フランス本国で300万人動員の大ヒット。

祖父にそだてられる孤児のセバスチャン。雄大なアルプスのふもとで、自然を満喫している。

村の人たちが、羊を襲う野獣として、敵視している野犬に出会ってしまう。

だが、野犬は本当は優しい犬だった。徐々にお互いの孤独を慰めあっていた。

時は、1943年、ここフランスにドイツ軍が駐留。

村にいたユダヤ人は、さっそく山越えすることに。

だが、追手が来て、いとこの娘と共同で峠越えの道案内をすることに。

雪深き峠越えは、雪崩に巻き込まれたり、雪の一本橋を渡ったり大変危険。

監督は、冒険家でもあり、山を知り尽くしているので、安心してみていられる。

それにしても、少年と犬は鉄板だ。

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友達付き合いって、そんなむつかしいものか?

2016-06-03 09:33:51 | 日記
20代の頃に立ち上げた映画愛好会があります。

先日その愛好会の久しぶりの会合を開きました。

そこで起こった出来事、それがいままでの友達付き合いを壊してしまうほど大きな問題だったのか。

その会合は、約2時間ほど、近況や映画の話などで、大いに盛り上がりました。

だが、それが急変したのです。


Aさん(女性)、Kさん(男性)のトラブルに話が及んで、二人の口論が収まりません。

実は、Aさん、数年前自らの落ち度で、自宅を火事で焼失させたのです。

その火事のしばらく後、私とKさん、ほかにもう一人でAさん宅へ火事見舞いに出かけました。

ところが、出迎えてくれたのは、Aさんのご主人(実は彼も愛好会のメンバーでした)。家はまだ整理できていないのでということで、岸和田の観光をして、帰りました。

その後、Kさんの、愛好会に対する態度のぎこちなさを感じていました。(うすうす、Aさんの火事が原因かなとは感じていました)。

そして、最近、Aさんからメールがあり、一度集まりたいとのこと。いつもであれば、この集まりを主導するのは、Kさんだったのですが、乗り気でなさそうなので、私とAさんで、段取りをつけました。

そして、当日、AさんとKさんの争いが始まったのです。




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