PG12
「はじまりのうた」「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督の半自伝的作品。
1980年代のロックが沢山出てくるので、80年代青春を送った人必見。
両親の離婚、失業で、荒れた公立校に転校。いじめにあう。
そんななか、ちょっと年上の女の子に一目ぼれ、勝手にボーカルを頼んで泥縄式にバンド結成。
家ではひきこもりの兄がロック好きだったことから、ロックに囲まれて生活。
にわか作りのバンドだったが、ミュージックビデオが大成功。
その間に主人公の14歳の少年コナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)見てる間に大人になっていく。
音楽仲間も実にいい男たちで、音楽で盛り上がる。
アイルランドのダブリンという町は、特に80年代、不況の真っ最中、そんな中、音楽に生きがいを持ち、恋愛にも熱心な青春。
男と女の役者もいい。
「ブルックリン」といい、純朴な青春ものに、癒される。