ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「獣は月夜に夢を見る」、カンヌで話題の北欧ミステリー!

2016-10-25 11:04:22 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆

デンマーク・フランス合作 R+15

デンマークの漁港が舞台。

映像が美しい。北欧の海岸べりの町。寒さがいや増す感じ。

父親と車いす生活の母親、そして年頃の娘マリー。

マリーは、体の異常を感じるとともに、母親の病気の異常さを疑問に思っている。

マリーは、魚市場で働くようになるが、魚市場特に男性の目線がきつい。

そして一人の男性に恋をする。

この娘の体の異常がこの映画のメインテーマだが、

漁村での、異物へのいじめがもう一つのテーマ。

この映画の日本題名が、ネタバレしているので、それ以上いうことはない。

ある意味切ない恋愛物語だ。

美しい風景と美しい娘。

だが、この変身は、日本ではなじまない。

 


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「アナザー」、美女が二人?パリと南仏をサンダーバードで

2016-10-24 18:54:53 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆

一部劇場で公開。

同名の日本映画があるので要注意。

フランス推理小説大賞も得ているセバスチャン・ジャプリゾのベストセラー小説「新車のなかの女」が原作。

最優秀新人監督賞を受賞しているジョアン・スファールが監督。

ヒッチコックばりのサスペンススリラーと宣伝文句は立派。

おまけに、表記のポスターのように、サイコぶった宣伝。

実際は、そんなに素敵な映画ではありません。

まあ、フランス映画だし、綺麗お姉さんも出ているし、いい車が舞台だし、前半は、不可思議な現象が次々と現れ、ちょっとサスペンスフルだが。

それほど新鮮味のある展開でもなく、取り立てる映画でもない。

まあ、暇があればって感じか。

 

 

 

 

 

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「選挙の勝ち方教えます」、サンドラブロック大活躍!尻まで見せてます!

2016-10-24 10:44:05 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

サンドラブロックファン ☆☆☆

なんという直截な日本語タイトル、サンドラブロック好きならいざ知らず、これなら引いてしまうわな。

まあ、劇場スルーだからいいとするか

まさに、タイトル通り、まじめな選挙の裏話です。

南米、ボリビアが舞台。世界で27番目の大国。ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、パラグアイに囲まれた内陸国。天然資源が豊富なのに貧乏国。

2002年のボリビア大統領選挙を追ったドキュメンタリー作品を基に劇化。ジョージクルーニーが製作に加わっている。

でも、選挙のコンサルタントをするジェーン(サンドラブロック)が主役。

低位置にあった候補を、徐々に追い上げる、凄腕のコンサルタント。敵に昔戦って負けた男がコンサルタントについていることで余計いきり立つ彼女。

でも、かなりコミカル、サンドラも、いい時もあれば、落ち込むときも。

でも、大統領を、口で言い負かして、強引に引っ張っていく姿は彼女らしい。

群衆が抗議デモをする姿は、まだ未開国の感がする。

南米の選挙という、ちょっと変わった体験ができる。


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平幹二朗さん逝く

2016-10-24 08:18:43 | 日記

蜷川さんに続いて、平さん。

一時代が過ぎたかな。

時代劇がよく似合う役者さんだったですね。

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「少女」、女子高生の夏休み、それぞれの思いは

2016-10-23 17:38:26 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

湊かなえの同名の小説の映画化。

悩みを抱える女子高2年生。裏サイトで悪口を書かれる。これが、現実の女子高なのか?

生徒の書いた小説を盗んで、自分の作品とし、賞を受賞するという国語教師。。

それをねたんで、彼のノートパソコンを盗み見し、生徒の国語の成績をネットで公表。

まあ、今のネット社会の裏を描くが、本当にこんなものなのか?

そこへ、転校生が現れ、「親友の死体を見た」と話す。

自分たちも見てみたいと、老人ホームと小児科病棟でアルバイト。

湊かなえの小説なので、ミステリー、後半にネタの収束とどんでん返しがある。

まあ、小説を読んで比較するのもよいかも。

高校生2人を、本田翼と山本美月が演じ、二人の美人がシリアスな役に取り組んでいる。

ただ、役者の年齢がかなり上なので、時々、これ高校生なのと疑ってしまう。

全体に、死を描いているので、すっきり感はない。

 

 

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「淵に立つ」、あの男が現れるまで、私たちは家族だった。

2016-10-22 17:49:09 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

人間ドラマ好き ☆☆☆☆★

第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞。

なんとも言えない、後味を残す映画。

これは、家族のシリアスドラマだ。

町工場を経営する夫婦と娘の円満家庭に、一人の男が加わる。

白に統一された男のいでたちは、さわやか。

オルガンの苦手な娘にオルガンを教え、いい男ぶる。

だが、男には裏があった。

その事件は男が赤い衣装をまとったときにおこる。

8年後、娘は身体不自由な身に、母親は極度の潔癖症に。それは、あの事件の後遺症。

そこに現れたのが、8年前の男の息子。

そしてクライマックスへ。

淵に立つのはだれか。それはこの映画を見ているあなた。と言いたげ。

家族問題を中心にシリアスな映画を撮り続ける深田晃司。この映画は、そのエポックメイキングか。

見るものを離さない演出力はしたたか。

そこここに張り巡らせた演出テクニック。数え上げればきりがない。

例えば、敬虔なクリスチャンの母と娘。朝食の前にはお祈りをする、だが、父はもくもくと食事を始める。このシーンに象徴される、日本の宗教観。うまい。

 

 

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「永い言い訳」、妻の死を泣けない男が子育て

2016-10-21 18:17:32 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

人生ドラマ好き ☆☆☆☆

PG12 大人の映画ってことか

「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和監督が直木賞候補にもなった自著を映画化。

妻が旅行中、編集者と不倫の作家衣笠。その妻が旅行先でバス事故にあい死んでしまう。

悲しみがわかないなか、妻の同僚で、同じ事故にあった大宮と知り合い、彼の中学受験中の息子とまだ幼い娘の面倒を見ることに。

子供とのふれあいで、人間関係のむつかしさと楽しさを学んでいく、中年男の成長物語だ。

是枝監督の弟子だけあって、西川監督の子供たちへの目線は暖かい。

衣笠を本木雅弘が、大宮を竹原ピストルが演じ、対照的な立ち位置が物語を引き締める。

1年かけてじっくり撮ったっだけあって、丁寧な作りになっており、そこここに、笑いと涙が秘められている。

 

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「タンク・ガール」、近未来、砂漠でタンクを操る女性闘士二人。

2016-10-20 19:22:16 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

1995年作品。

なにげに、今DVD化

マッドマックスの大当たりで、あやかりたいのか?

それにしても、ナオミワッツの若かりし頃。

2033年の近未来、巨大彗星の衝突により砂漠化した地球で、水を独占する悪党たちに戦車で戦いを挑むヒロインの活躍を描くSFアクション。

人間から、水を搾り取るそんな悪党。

女二人、タンクに乗って大暴れ。

イギリスのマンガが原作。

映画にも、原作マンガが挿入。

ロック音楽がテンポ良い。

20年前だが、あまり古さは感じさせない。


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「オオカミ少女と黒王子」、胸キュン高校生ラブストーリー

2016-10-20 11:44:25 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

高校生ラブストーリー好き ☆☆☆★

八田鮎子の同名人気コミック実写化。

まあ、よくできているけど、原作どまり。

自分ひとり恋人がいないエリカ、強引に写メ撮って、恋人を強要するが、逆に飼い犬にさせられる。

S男子とM女子の行き違いラブストーリー。

だが、結局は?という物語。

エリカを二階堂ふみが演じているのがみそ。いままで、シリアスな役の多かった二階堂、一般女子を演じたら。

まあ、一応成功している。

S男を演じる山崎は他でもS男を演じており無難。

門脇麦や鈴木伸之がわきを固める。

監督は、ラブストーリーが得意の廣木隆一。

まあ、ラブストーリーだけに、後味は悪くない。

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「ラ・マン VIP専用の女」、希崎ジェシカ主演のロマンス映画です。

2016-10-19 19:48:16 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

ロマンス映画好き ☆☆☆

AV女優希崎ジェシカ。

イタリアルーツのクオーターとか、道理で、顔もスタイルも抜群。

その彼女が、VIP専用のいわゆる売春婦を演じる。

題名の「ラマン」は、愛人のことか。「愛人/ラマン」というフランス映画にあやかったのかな、内容は全然違うけど。

ボディマッサージから始まって、女二人のセックスまで、バラエティ豊かにシーンが用意されています。

ロマンス映画としては出来のいいほうでは

WOWOWでも公開されています。

 

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