ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「蜘蛛の巣を払う女」、ミレニアムシリーズ第4作!

2019-01-18 18:32:18 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

サスペンス映画好き ☆☆☆★

イギリス・ドイツ・スウェーデン・カナダ・アメリカ合作 PG12

デヴィッド・フィンチャーが監督し大ヒットした映画「ドラゴン・タトゥーの女」の続編にあたる作品

ヒロインは、特殊な映像記憶能力を持つ天才ハッカーで、パンク風の特異な風貌、そして背中にドラゴンのタトゥーを入れた強烈な個性の持ち主リスベット(クレア・フォイ)は、天涯孤独で、壮絶な過去を持つ。

AIの世界的権威であるバルデル教授から、図らずも開発してしまった核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局(NAS)から取り戻してほしいと頼まれる。依頼を受けて陰謀の裏を探っていくリスベット。

監督を「ドント・ブリーズ」で注目されたフェデ・アルバレスが務め、アクション満載の出来となっている。

 

男をやっつけるスタイリッシュなリスペクト。

今回は、悪辣な父に育てられた姉妹として、その確執もテーマに。

風船のようなプラスチック袋に入れられ、窒息寸前になる拷問を受ける。

ちょっと、話が、ややこしいので、ついていけないところもある。

 

まあ、アクションを楽しめばいいのだが。

主演のクレア・フォイ、がんばってはいるのだが。

 


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「MEG ザ・モンスター」、ジェイソン・ステイサム主演の巨大サメ映画!

2019-01-17 17:31:53 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

アクション映画好き ☆☆☆★

アメリカ映画だが、中国資本が入っている。

そもそも、舞台の海洋研究所は、上海沖だし、海水浴場も三亜湾すなわち、海南島だ。

主人公は、ジェイソンステイサムだが、ヒロインは、中国人のリー・ビンビンだ。

中国では、興行的に成功というから、中国人にはいいのだろう。

ただ、いかにも、B級映画っぽいつくりになっている。

というのも、実在しない生物だから、巨大モンスターといっても、CGに頼らざるを得ない。

その出来がいまいちなのが難点。

強いステイサムの活躍は、巨大といえど、びくともしない。

危ないシーンンも、どこか間が抜けている。

ヒロインとの恋も、似つかわしくなく、子役で持っているようなもの。

ただ、アクションシーンは、結構大がかりだ。

一応、チーム力で巨大生物に歯向かう。おかげで、犠牲も出る。

ただ、サメ映画と違って、グロさは控えめ。

 

 

 

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「クリード 炎の宿敵」、ロッキーの跡を継ぐ!

2019-01-16 17:15:01 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

ボクシング映画好き ☆☆☆☆

「ロッキー」の後を継ぐ、正統派ボクシング映画。

今回は、「クリード 2」

今やレジェンドとなった「ロッキー」因縁の戦いだ。

亡くなったロッキーの盟友アポロの息子、クリード。

そのクリードが、父を倒したイワン・ドラゴの息子ヴィクターと戦うようになる。

はじめは渋っていたロッキーも、今回はセコンドとして参加。

まさに因縁試合だ。

さらに今回は、クリードの嫁と子が絡んで、まさに家族物語。

嫁が歌手であるのも盛り上げる。歌がまたいい。

老いたとはいえ、シルベスター・スタローン。試合には登場しないが、ボクシング愛は廃れてはいない。

やはり勝利してのボクシング映画。

クリードを演じるのは、前作に続いて、マイケル・B・ジョーダン。筋肉むきむき。

 

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「ラストマッチ」、パンチドランカーの悲劇!

2019-01-15 17:04:15 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆★

ボクシング映画好き ☆☆☆

劇場未公開。WOWOWで「ロード・オブ・ボクサー」のタイトルで放映。

バディ・コンシダインが、監督・脚本・主演を一人でこなす。

アマゾンの宣伝文句は、『ロッキー』『クリード』ファン必見! 興奮と感動の傑作が、ここに誕生! 

だが、この映画は、パンチドランカーの話であって、かっこいい勝利の物語ではない。

世界チャンピオンだが、コンシダインにはその迫力がない。それがこの映画の狙いか。

ボクシングシーンも、それなりにあるが、撮影法にもよるのか、それほど盛り上がらない。

接戦なので、両者のへたりようが、すさまじい。

後半は、妻の助けを得てリハビリに励むが、子供を置き去りにする事故で、妻は実家へ帰ってしまう。

一度は、川に身を投げ込み自殺を試みるが、妻と娘を水中で見たと、生きる決意をする。

そういう意味では、ハートウォーミングな映画だ。

ただ、周りの人は、かなり根気のいるリハビリだ。

本人の頑張りも描かれ、周りの人の介護がいかに大変かがうかがわれる。

脳と身体が同時に侵されるのだから、特に、精神面がきつい。




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「砂と霧の家」、一軒の家をめぐる悲劇!

2019-01-15 13:45:22 | 懐かしの映画

すすめ度 ☆☆☆

シリアスドラマ好き ☆☆☆★

2003年製作 アメリカ映画

アンドレ・デビュース三世の同名小説を映画化したヒューマン・ドラマ。ある家をめぐって対立する孤独な女性と移民家族が織りなす人間模様を、重厚に描く。

ジェニファー・コネリーとベン・キングズレーが好演。

亡き父が残した海辺の一軒家に住んでいる女性キャシー・ニコロ(ジェニファー・コネリー)。

たった数万円程度の税金未払いから、家を差し押さえられてしまう。後に、それが行政の手違いであったことが判明するが、すでに家は他人の手に。

新しく家主になったのは、政変でイランを追われ、アメリカに亡命したベラーニ元大佐(ベン・キングスレー)の一家だった。

キャシーに、恋心を抱く、バートン副保安官。

バートンは、キャシーに何とか有利になるようにと動くのだが。

そして、悲劇の連鎖がおこる。

まさに、だれが悪いといえようか。

でも、家を守りたかったがために起こる悲劇。

特に、巻き込まれたイラン亡命者の家族は、いたたまれない。

心に響く力作だ。


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「ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー 」、2012年に若くして亡くなった歌姫のヒストリー!

2019-01-14 17:15:24 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

ホイットニー好き ☆☆☆☆

天才の声の持ち主、ホイットニー・ヒューストンの伝記映画。

「ボディガード」で、今でも耳に残る名曲。その彼女は48歳の若さで亡くなっていた。

晩年は、薬漬けで、見るに堪えないやつれようだった。

少女時代から、その歌声は抜群の魅力で、早くからデビュー、瞬く間に表舞台へ。

ホームビデオなど、貴重なプライベートの映像と、周りの人達へのインタビューで構成されている。

ただ、あくまで伝記なので、盛り上がりに乏しいのは残念。

特に後半は、結婚して、夫との不仲、家族との軋轢、麻薬との闘い。

当時の音楽関係者が陥った悲劇を彼女もまた。

ホイットニー好きには、その楽曲がふんだんに流されるので垂涎ものだ。

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「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」、男女対決のテニス試合の話!

2019-01-13 19:14:10 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

テニス好き ☆☆☆★

題名から、セックス映画と誤解しそう。これは、Sex(性)、すなわち男女対決テニスの話。

最期のマッチプレイは、かなり真剣にテニス試合を描いています。

これ事実あった話で、実話ものです。

73年、女子テニスの世界チャンピオンであるビリー・ジーン・キングは、女子の優勝賞金が男子の8分の1であるなど男女格差の激しいテニス界の現状に異議を唱え、仲間とともにテニス協会を脱退して「女子テニス協会」を立ち上げる。

そんな彼女に、元男子世界チャンピオンのボビー・リッグスが男性優位主義の代表として挑戦状を叩きつける。

ギャンブル癖のせいで妻から別れを告げられたボビーは、この試合に人生の一発逆転をかけていた。

一方、キングは、夫がいながら、美容師の女とレズの関係に。

まあ、そんな裏事情がありながら、基本二人のマッチ試合。

今では、事情は変わって、女性の権利も認められ、LBTも公に認められるようになっている。

ただ、まだ完全ではないので、この映画は、警鐘に値する。

キングをエマストーン、リッグスをスティーブ・カレルが演じています。


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「ブラインド・マッサージ」、南京の盲人マッサージ店!

2019-01-13 16:53:36 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆☆

中国の盲人マッサージ店に興味ある方 ☆☆☆★

2014年、中国・フランス合作映画 ロウ・イエ監督作品。

昔は、マッサージといえば盲人が連想されたが、今では、整骨院は立派な医療行為だ。

中国では、足裏マッサージなど、ちょっと、いかがわしい雰囲気もあるが、

本作は、南京にある、盲人ばかりが働くマッサージ店。そこで働く盲人男女の生きざまを描いている。

カメラワークを利用して、盲人ならこう見えるだろう見たいな特殊な撮影法で、盲人の世界へ導かれる。

若い男女の働く職場故、男女関係の話が多い。

別に、風俗店というのがあって、女性経験のない男性が連れていかれる。

そこの女性に、心を奪われるという話も。

群像劇なので、一人の人を描いているわけではなく、感情移入はしにくい。

中国の治療院の実態が垣間見れて面白い。

 

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「リベンジャー 復讐者」、別名「ベンジェンス 復讐の自省録」、アントニオ・バンデラス主演!

2019-01-12 10:11:58 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆

復讐映画好き ☆☆☆

ブルガリア映画

GEO先行レンタル

妻と娘を殺害された凄腕弁護士が、アウレリウスの「自省録」に言葉に影響を受け、沈黙の誓いを立て復讐する。

アントニオ・バンでラスの肉弾アクションシーンが満載。

ただ、物語は、犯人探しがメインとなり、追い詰めていく。

取り立てて、とびぬけたものはない。

アントニオバンデラスの、カッコよさを見るがいい。

ただ、もう結構お年だ。

 

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「家(うち)へ帰ろう」、アルゼンチンからポーランドへ、老人の旅、家へ帰ろう!

2019-01-11 17:27:22 | スペイン映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

ホロコーストに関心ある方 ☆☆☆☆★

スペイン・アルゼンチン合作

ホロコーストを生き抜いたユダヤ人の老人が、70年の時を経て、友人との約束を果たすためにアルゼンチンから故郷ポーランドへ旅する姿を描いたロードムービー。

ポーランドで、ホロコーストを経験したユダヤ人。今は、アルゼンチンで、洋服職人。年老いて、老人施設へ追いやられる身。だが、孫娘と携帯代金でちゃっかり金勘定するユダヤ魂。

ホロコーストの時代、ポーランドで助けてもらった青年が忘れられず、最後に作った洋服を携え、はるばるポーランドへ。

飛行機でマドリードへ、そこで一泊、翌日列車で、ポーランドへ。ただし、列車はドイツを通過。

ドイツという言葉も発したくなく、足をつきたくもない。

旅の途中で助けてくれた女性たちの優しいこと。

ドイツの歴史学者は、70年を経ても消えない記憶に思いを寄せてくれた。

頑固おやじだった、主人公が、最後には、どこか好々爺になったところがうれしい。

淡々としたペーソスは、重い題材でありながら、どこか心に響く。

2018年最後の贈り物。

ミゲル・アンヘル・ソラが20年ふけメークで老人を好演。

 

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