おすすめ度 ☆☆
ポップな若者映画好き ☆☆☆
映画のタダ券があったので、鑑賞。
漫画家の岡崎京子が94年に発表した「チワワちゃん」を実写映画化。
SNSが普及した現代の東京を舞台に、若者たちが繰り広げる青春を描いた群像劇。
冒頭、クラブで遊んでいた若者。600万円の入ったバッグをひったくり、追いかけられ、必死で逃げる。
そして、この600万円で遊びまくる若者たち。
なにか退廃的。
ただ、弱冠27歳の新鋭・二宮健の演出だけに、ポップな映像は、新しい。だが、それだけの映画なので退屈。
東京湾でバラバラ遺体で見つかったチワワちゃん。
男もとっかえひっかえ。
特に、年配のカメラマン(浅野忠信)とつるむ姿はいやらしい。
で、死んだちわわの実態をということで、ライターのインタビューを受けるミキ(門脇麦)
騒々しい展開に、いささかうんざりするが、まあ、これがいまの若者か?
チワワちゃんは、オーディションの吉田志織。ちょっと前田敦子っぽい。