ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「チワワちゃん」、東京湾でバラバラ遺体で発見されたチワワちゃんの話!

2019-01-25 17:22:18 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

ポップな若者映画好き ☆☆☆

映画のタダ券があったので、鑑賞。

漫画家の岡崎京子が94年に発表した「チワワちゃん」を実写映画化。

SNSが普及した現代の東京を舞台に、若者たちが繰り広げる青春を描いた群像劇。

冒頭、クラブで遊んでいた若者。600万円の入ったバッグをひったくり、追いかけられ、必死で逃げる。

そして、この600万円で遊びまくる若者たち。

なにか退廃的。

ただ、弱冠27歳の新鋭・二宮健の演出だけに、ポップな映像は、新しい。だが、それだけの映画なので退屈。

東京湾でバラバラ遺体で見つかったチワワちゃん。

男もとっかえひっかえ。

特に、年配のカメラマン(浅野忠信)とつるむ姿はいやらしい。

で、死んだちわわの実態をということで、ライターのインタビューを受けるミキ(門脇麦)

騒々しい展開に、いささかうんざりするが、まあ、これがいまの若者か?

チワワちゃんは、オーディションの吉田志織。ちょっと前田敦子っぽい。

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「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」、キューバの老人たちが奏でる見事な音楽!

2019-01-24 17:34:56 | イギリス映画

おすすめ度 ☆☆★

ブエナビスタソシアルクラブ好き ☆☆☆☆

日本でも大ヒットを記録した1999年製作の音楽ドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」から18年を経て、現メンバーによる最後のツアーを追ったドキュメンタリー。

すでに物故した人もいる老人バンドブエナビスタ。それぞれのメンバーの死の直前の演奏の様子も流れる。

そして、新メンバーを加えたラストツアー。やはりメインメンバーがいないと寂しい。

それにしても、キューバという世界から孤立した国から生まれた音楽。

アフリカ奴隷の血を引き。まさにラテンとブラックミュージックの融合。

聴きやすいメロディ、歌手たちの美声に惚れる。

まあ、これが、ラストなのだろう。

今回、ビム・ベンダースは製作総指揮で参加している。

音楽的には、前作の方がよいと思うが、ルーツだとか、その後だとか、新しい面が見られる。

 

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「推定無罪」、ハリソンフォード主演の裁判劇!

2019-01-24 09:21:38 | 懐かしの映画

おすすめ度 ☆☆☆

1990年作品 アメリカ映画

題名からすると、裁判映画だが、本作は、むしろサスペンス。

敏腕検事が、部下の女性の魅力にとらわれ、溺れていくうちに、彼女が殺されるというアクシデントが、

残された、コップに指紋など状況証拠がそろっており、彼が犯人にされてしまう。

対決してきた弁護士に弁護を頼むはめに。

そして裁判で、どんでん返しが、証拠品が実証できなくなったのだ。

では、犯人はだれか。

ハリソンフォードが、悩める検事を好演。

上司も、女性と関係を持っており、その上司は選挙中。

ちょっと話が複雑。

 

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「マスカレード・ホテル」、東野圭吾原作のミステリー。キムタク主演。

2019-01-23 17:31:26 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

東野圭吾のベストセラー小説「マスカレード」シリーズの第1作「マスカレード・ホテル」を映画化し、木村拓哉が初の刑事役に挑んだミステリードラマ。

都心のホテルが舞台。

フジテレビムービーだけあって、豪華。数あるホテル物の中で一番豪華でないか。

木村拓哉の刑事と長澤まさみのホテルマン。

二人の丁丁発止が、前半のメイン。

原作がしっかりしているのか、登場人物も適度に怪しく、それぞれのエピソードの中から、後半の謎解きのヒントが隠されている。

だが、無駄骨もあり、見極めが大切。

ホテルウーマンの心得が、事件のカギを握っており、何度も「お客様」と言い直させるエピソードが効いている。

わき役陣も豪華で、うっかり騙される。

ただ、後半の謎解きはあわただしく、エンドシーンは、長い。

フジテレビドラマの拡大版と考えれば、豪華な点だけでも楽しめる。

 

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第91回アカデミー賞ノミネート発表される。

2019-01-23 09:01:55 | 映画

第91回アカデミー賞ノミネート発表された。

「万引き家族」(是枝監督)が、外国映画賞にノミネート。

作品賞

ブラックパンサー
ブラック・クランズマン
ボヘミアン・ラプソディ
女王陛下のお気に入り
グリーンブック
ROMA ローマ
アリー スター誕生
バイス

監督賞

アルフォンソ・キュアロンROMA ローマ
スパイク・リーブラック・クランズマン
アダム・マッケイバイス
ヨルゴス・ランティモス女王陛下のお気に入り
パベウ・パブリコフスキCOLD WAR あの歌、2つの心

 

 

▽主演男優賞

クリスチャン・ベールバイス
ブラッドリー・クーパーアリー スター誕生
ウィレム・デフォー永遠の門 ゴッホの見た未来
ラミ・マレックボヘミアン・ラプソディ
ビゴ・モーテンセングリーンブック

主演女優賞

ヤリッツァ・アパリシオROMA ローマ
グレン・クローズ天才作家の妻 40年目の真実
オリビア・コールマン女王陛下のお気に入り
レディー・ガガ 「アリー スター誕生
メリッサ・マッカーシー「Can You Ever Forgive Me?(原題)」

▽助演男優賞
マハーシャラ・アリグリーンブック
アダム・ドライバーブラック・クランズマン
サム・エリオットアリー スター誕生
リチャード・E・グラント「Can You Ever Forgive Me?(原題)」
サム・ロックウェルバイス

▽助演女優賞
エイミー・アダムスバイス
マリーナ・デ・タビラROMA ローマ

レジーナ・キングビール・ストリートの恋人たち
エマ・ストーン女王陛下のお気に入り
レイチェル・ワイズ女王陛下のお気に入り

▽外国語映画賞
カペナウム(原題)」(レバノン)
COLD WAR あの歌、2つの心」(ポーランド)
Never Look Away」(ドイツ)
ROMA ローマ」(メキシコ)
万引き家族」(日本)

 

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「三尺魂」集団自殺とタイムリープ!

2019-01-22 15:00:08 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

第11回田辺・弁慶映画祭で観客賞とバンプレスト特別賞を受賞。

集団自殺を試みた若者たちがタイムリープに陥ってしまう。

自殺サイトをきっかけに集まった四人の男女が、山奥の小屋で花火を使って爆死しようと考えた。だが、爆発させてみると、時間が爆発前に戻ってしまう。四人は、なぜ時間が戻るのか考え始めるのだが……。

タイムループに陥るにつれ、皆自殺を思いとどまるようになる。

最期の一人、高校生に自殺をとどまるように皆が説得。

自殺志望者のトークがユニーク。それぞれに理由があった。だが、

自殺をあきらめ、他人の自殺を思いとどまらせようと。

舞台劇のような作りだ。


 

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「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」、タンゴ作曲家ピアソラの表裏!

2019-01-21 17:39:31 | 映画

おすすめ度 ☆☆★ (劇場鑑賞)

タンゴ好き ☆☆☆★

フランス・アルゼンチン合作

名曲「リベルタンゴ」を生み出し、タンゴ界に革命をもたらせたアストル・ピアソラのドキュメンタリー。

ピアソラは、1992年、71歳で亡くなっている。

タンゴに飽き足らず、クラッシック、ジャズを組み合わせたタンゴを生み出した。踊るタンゴではなく、聞くタンゴを生み出した。

アルゼンチンで生まれるも、すぐニューヨークに移住。8歳でバンドネオンに出会う。16歳でアルゼンチンに帰国。デビュー。

だが、従来のタンゴに飽き足らず、1954年にはクラッシックの勉強のため渡仏。師匠にタンゴの魅力を教えられ、帰国。

当初は、新しいタンゴは受け入れられず苦労する。

1959年、父の死後、「アディオスノニーノ」で認められ、紆余曲折の末、彼のタンゴは国際的に高く評価されている。

本作は、ピアソラの息子ダニエル・ピアソラの要請で、家族映像を中心にピアソラを浮き彫りにしていく。

その分、ピアソラの曲自体の映像が削られ、ファンには物足りないかも。

話は、さして面白くないので、興味のない方には不向き。

アルゼンチンのタンゴという、日ごろ接しない文化に身をゆだねるのも一興。



 

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「アニー・イン・ザ・ターミナル」、マーゴット・ロビーのリベンジスリラー!

2019-01-20 18:05:38 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆

イギリス・ハンガリー・アメリカ・香港合作 PG12

「カリコレ2018/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018」上映作品。

ロンドンの地下鉄の終着駅のとある街。ダイナーで働く女(マーゴットロビン)には別の顔があった。妖しい謎の美女として街の裏側で起こる厄介ごとを密かに片付け始末する ダイナーにやってくる一見何の関係もない客たち。実はアニーには目的があり、それは壮大な復讐劇のはじまりだった。

赤や青、黄色に輝くネオンから展開される魅惑的な雰囲気で世界観だけでも一目置かれる作品となっている。

そのスタイリッシュばかりが目立って、なかなか感情移入しずらい雰囲気。

会話劇が長らく続き、実際はそれが後編へと引き継がれているのだが、

それまでに置いてけぼりを食らうと、何が何だか。

そもそも、登場人物は、それぞれに関連があり、後半に明かされる。

幼少時のトラウマが生んだひずんだ世界。

雰囲気だけは楽しめるが?

自殺願望の謎の男をサイモン・ペッグが演じている。




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「SPL 狼たちの処刑台」香港製刑事アクション映画!

2019-01-19 19:10:13 | 中国映画
おすすめ度 ☆☆☆

アクション映画好き ☆☆☆★

2017年8月に香港・中国で公開されて大ヒットしたのみならず、第37回香港アカデミー賞で9部門にノミネートされ、

うち主演男優賞、アクション設計賞、音響効果賞の3部門に輝くなど高い評価を獲得した。

イップ・マン」シリーズのウィルソン・イップ監督がメガホンを取り、サモ・ハン・キンポーがアクション監督を務めたクライムアクション「SPL」シリーズの第3作。

だが、今回、アクションシーンはふんだんにかつかっこよく見せてくれたのだが、物語がネガティブでいただけない。

冒頭から、主人公の警察官リー(ルイスクー)、娘の彼氏が妊娠させたと、怒り心頭、未成年淫行で逮捕し、堕胎させるという行き過ぎおやじ。

で、娘がタイに旅行中行方不明に。

タイに乗り込み、自らも捜査に協力。

ところがタイでは、臓器移植が盛んで、人身売買の闇の組織が。そこが政府機関とつるんでおり、警察にまで手を回しているというどろどろ。

タイ警察のチュイ(ウーユエ)とタク(トニージャー)の協力を得、捜査に当たる。

だが、途中チュイはあっさり死んでしまう。

そしてラストへ、壮絶な死闘。

途中のカーチェイスといい、なかなかの切れ味。

次作に期待しよう。

 

 


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「鳥」、ヒチコック、動物パニック映画!

2019-01-19 15:12:18 | 懐かしの映画

おすすめ度 ☆☆☆

ヒチコック映画好き ☆☆☆★

1963年 アメリカ映画。

ヒチコックの古典的名作。

今回テレビで鑑賞したが、昔ほどの感激は覚えなかった。

今日、ヒチコックをまねした様々な映画が公開されており、技術の進歩もあって、慣れてしまったせいなのか。

でも、解説を読むと、当時として(CGが普通でない)様々な工夫が見られ、今日のゾンビ映画などに受け継がれているという。

ただ、この映画の傑出しているのは、登場人物の描写だろう。

恐怖を徐々に盛り上げておいて、その間に、恋愛というか、恋心を家族に絡ませて、巧みにもう一方のテーマを描き、映画の質を高めていることだろう。

音楽を使わないリアル描写、グロさを感じさせない恐怖心。

丁寧にみていけば、ヒチコックのすばらしさが噴出してくる。

 

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