ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「クレイジー・ワールド」、ワカリウッド映画(ウガンダ)!

2022-03-13 20:28:44 | アフリカ映画

おすすめ度 ☆☆

アフリカ、ウガンダのアクション映画製作会社ラモン・フィルム・プロダクションが放つ“ワカリウッド”映画の1作。

「ワカスターズ」が児童誘拐組織タイガーマフィアに立ち向かうスーパーキッズアクションムービー。

製作費、2万円とは

ワカリウッドを代表する鬼才ナブワナIGGがメガホンをとり、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020で審査員特別賞を受賞した。

海賊版撲滅運動のシーンが間に挟まる。

ウガンダ最凶の犯罪組織タイガー・マフィアは、幼児誘拐を繰り返していた。

今回もうまくいくはずだったが、誘拐した子どもたちの中にカンフーマスターがいたことから、事態は思わぬ方向に。

マフィアに娘を誘拐され妻を殺された兵士も参戦、大規模な抗争へと発展していく。

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「誰が為に鐘は鳴る」、ヘミングウェイ原作!

2022-03-13 15:01:35 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

文芸映画好き ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞 1943年製作/170分

ずいぶん昔の映画だ。まだ、カラー映画が珍しかった時代。

ヘミングウェイ原作で、題名の「誰がために鐘は鳴る」の解釈が有名。

スペイン戦争。

フランコ政権に対し立ち上がった人民戦線派。

そこに、アメリカ人でスペイン語教師のロバート。

戦線で重要な橋の爆破を請け負い、ゲリラ隊と合流。

ゲリラの中に、女闘士と若い女性がいた。

若い女性は、縁せきは殺され、自らも侮辱を受けていた。

そんな彼女がロバートに恋をする。

ゲイリークーパーとイングリッドバーグマン、当時の美男美女の恋。

バーグマンは美しい。

長尺で、文芸的言い回しがふんだんで、いささかつかっれる。

途中で、インターミッションが入る。

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「修羅の街、飢えた狼たち」、実際に起きた県ぐるみの汚職事件!

2022-03-12 17:15:19 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆☆

「のむコレ'21」上映作品。

中国南部で実際にあった話をベースに映画化。

中国の恥部だが、国策として、汚職撲滅を実施ているので、逆に国策映画のようだ。

中国にも、警察意外に、捜査班なるものがあるらしく、それを描いている。

中国南部の村で、土地開発プロジェクトによる立ち退きに最後まで反対していた一家の父親が開発推進派たちに殺害された。

地元警察は、これを事件として納めていたが、村人の告発により、政府が独自に捜査に乗り出す。

調べていくうちに、政治家が絡んだ闇の大きさが浮き彫りになる。

酒池場のような、娯楽施設が出てくる。土地の買収で得た金をここにつぎ込んでいた。

そこでは、酒、女、麻薬とやくざ組織みたいなところ。

だが、いつの間にか、事件はうやむやに。

やがて、県知事、その父親(その地の顔役)がすべてを闇に葬っていることがわかる。

捜査班の班長が単身乗り込み大乱闘。

バックの人たちも捕まって大団円。

タイトルバックに実在の人たちのその後が。

 

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日本アカデミー賞発表!

2022-03-12 09:27:49 | 映画

日本アカデミー賞授賞式が昨日あった。

「ドライブマイカー」が、作品賞他8部門受賞。

▽最優秀作品賞 「ドライブ・マイ・カー」

▽最優秀監督賞 濱口竜介監督(「ドライブ・マイ・カー」)

▽最優秀主演男優賞 西島秀俊(「ドライブ・マイ・カー」)

▽最優秀主演女優賞 有村架純(「花束みたいな恋をした」)

▽最優秀助演男優賞 鈴木亮平(「孤狼の血 LEVEL2」)

▽最優秀助演女優賞 清原果耶(「護られなかった者たちへ」)

▽最優秀外国作品賞 「007/ノータイム・トゥ・ダイ」(キャリー・ジョージ・フクナガ監督)

▽最優秀アニメーション作品賞 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督)

 

▽新人俳優賞 今田美桜(「東京リベンジャーズ」)

       西野七瀬(「孤狼の血 LEVEL2」)

       三浦透子(「ドライブ・マイ・カー」)

       吉川愛(「ハニーレモンソーダ」)

       磯村勇斗(「ヤクザと家族 The Family」「劇場版 きのう何食べた?」)

       尾上右近(「燃えよ剣」)

       宮沢氷魚(「騙し絵の牙」)

       Fukase(「キャラクター」)

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「偽りの隣人 ある諜報員の告白」、金大中がモデル!

2022-03-11 17:14:31 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆★

軍事政権下の韓国で、民主化を求めて自宅軟禁された政治家と彼を監視する諜報員の正義を描いた社会派サスペンス。

1985年、国家による弾圧が激しさを増す韓国。野党政治家イ・ウィシクが次期大統領選に出馬するために帰国した。空港に到着したウィシクは国家安全政策部により逮捕され、自宅軟禁を余儀なくされた。

私は、このころ、韓国を訪れているが、軍の管理が行き届いているなと感じた。(当時は、日本は韓国からかなり製品を輸入していた。)

イ・ウィシクは、軟禁され、二度も暗殺されかかる。

民主主義を唱えると、共産主義と名指される。

隣家で盗聴していた男が、いつしかウィシクに傾倒していき、安全政策部に疑問を抱くようになり、ウィシクを助けることになる。

前半は、ほぼコメディに徹し、後半はサスペンスで盛り上げる。

大統領候補が暗殺の対象になるとは、物騒な世界だ。

 

 

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「シンプルな情熱」、年下男性との愛の虜!

2022-03-10 17:36:04 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆

セックス映画好き ☆☆☆★

R18+/フランス・ベルギー合作

フランス現代文学を代表する女性作家アニー・エルノーの小説が原作。

パリの大学で文学を教える教師のエレーヌ。あるパーティで、年下で妻帯者のロシア外交官アレクサンドルと知り合い恋に落ちる。

自宅やホテルで逢瀬を重ね、アレクサンドルとの抱擁がもたらす陶酔にのめり込んでいくエレーヌ。

セックスシーン満載。

特に男性の一物がもろ。今はこうなんだ。

レティシア・ドッシュがエレーヌを演じ、ややくたびれた感じ、これに対し男性は、世界的バレエダンサーのセルゲイ・ポルーニン、怪しい彫り物がエロい。

題名通りシンプル、すべて女性目線。まあ、長続きはしないよね。

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「君は永遠にそいつらより若い」、その言葉で十分だと思う!

2022-03-09 19:44:53 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

青春映画好き ☆☆☆★

原作は芥川賞受賞作家・津村記久子のデビュー作。

就職も決まり卒業を間近に控え、日常をただなんとなく生きていた大学生堀貝の日常が淡々と描かれる。

ひょんなことから知り合った、猪乃木との交流。

児童福祉職への就職が決まり、幼児虐待、ネグレクトなど社会の闇に目覚めていく。

猪乃木とはレズビアンの関係に。

堀貝を佐久間由衣、猪乃木を奈緒が演じている。

卒論のためのアンケートが狂言回しに。

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「ツインズ」、双子の兄弟、シュワちゃん大活躍!

2022-03-09 09:50:12 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

コメディー好き ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞 1988年製作

この映画の続編が作られるらしい、当然シュワルツェネッガー主演だが、もう一人いて三つ子らしい。

6人の優秀な男達の混合の精液と、美しく才能ある美女。その子は優秀のはずが、双子が生まれ、一人は優秀だが、もう一方はダメ男。

アーノルド・シュワルツェネッガー、ダニー・デヴィートのコンビが織りなすコメディ。シュワルツェネッガー、上半身ムキムキだけど意外と短足。

シュワルツェネッガーは、離れ島出身で、都会生活は初めて、力はめっぽう強いが、うぶ。

この二人が、母親を求めてバディムービー。

お互い、ガールフレンド連れ。

ラストは、それぞれに双子の赤ちゃん!

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「モロッコ、彼女たちの朝」、モロッコの色と光!

2022-03-08 19:00:55 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

異文化映画好き ☆☆☆☆

モロッコ・フランス・ベルギー合作

モロッコ映画は、日本初公開。それも女性監督。

監督の実体験をもとに映画化。

イスラーム社会では未婚の母はタブー。

話によると、結婚するまでは、実家にいて、独り住まいの女性はいないらしい。

そんな社会で、妊娠してしまった女性とそれを受け入れた女性の生活を丁寧に描く。

受け入れた女性は、夫を亡くし、娘と二人暮らし。パン屋を営む。

フェルメールやミレーといったバロック期の絵画を想起させるショットがそこここに。

美しい。

今の日本では考えられない男社会。

女性の目線だからこそ、心に響く。

ラストはあいまいなまま終わるが、実際はどうだったのか。

 

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「ワイルドバンチ」、往年の名監督サム・ペキンパーの代表作!

2022-03-08 09:40:26 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

往年の名作が見たい方 ☆☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞 1969年製作 137分の長尺

バイオレンス・アクション映画の鬼才サム・ペキンパー監督による、映画史上に残る一大傑作ウェスタン。

滅びの美学とでもいおうか。

1913年、アメリカ・テキサスでの銀行強盗に失敗したパイクら強盗団はメキシコに逃走する。

そこで、酒池肉林に溺れるメキシコ政府のマパッチ将軍のもとに。

冒頭の銀行強盗、中段の列車強盗、ラストのマパッチ将軍を巻き込んだ全員死亡の大乱闘。

この三つの場面で、ペキンバーの殺しの美学が奏でられる。

 

細かいカット割りで、迫力を出した演出の妙。

ただ、今では、昔の とつく活劇。

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