おすすめ度 ☆☆☆★
脱走映画好き ☆☆☆☆
NHK BS プレミアム 鑑賞 1963年製作
大脱走と名が付き、スティーブマックイーン主演と来るから、難攻の収容所からのアイデア満載の脱走劇を想像していたが、予想に反した。
165分の長尺。この題材でよく飽きさせない作り。
第2次大戦末期、ドイツにある絶対に脱走不可能といわれた捕虜収容所で、連合軍兵士250人の大量脱走計画が持ち上がる。
それにしても、よくまあ、これだけ色んなエキスパートが集まったものだ。
物資用足し係、偽造証明書つくり、洋服の仕立て屋等々。
そして肝心のトンネル掘削班。
一方で、脱獄常習犯を集めたといいながら、ドイツ兵の検閲は甘すぎる。
だが、最後には脱獄が見破られ、逃走先でつかまるなど、ハラハラドキドキ。
飛行機を乗っ取るも、エンストを起こしてお陀仏。
中では、ボートで漕ぎ出し、第三国船に助けを求めた人たちは助かったみたい。
やはり、スティーブ・マックイーンのバイクでの逃走はかっこいい。
スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンらオールスターキャスト。
だめもとで、命をかける男たちはかっこいい。