日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

西洗公園の芝生にできた土面の芝生化実験

2024年09月29日 | 社会

人がよく歩くところは芝生が駄目になって土面になり、土がかたくなり、芝生に戻りません。遊具の周りが土面になるのはしょうがないと思います。しかし土面がどんどん広くなるのは問題です。

芝生の縁を観察すると、盛んにランナーを出して土面に広がろうとしているが、土がかたくてランナーが土面に定着しません。空中に浮いています。解決策は、土をやわらかくすることです。芝生の縁の近くの土面に平鍬で溝を掘ります。この溝に落葉を入れます。その上に土をかぶせます。溝と芝生の縁の間にも土を入れます。するとランナーが定着しやすくなります。芝生が拡大します。

現在、芝生広場東と西の両方で芝生拡大実験を行っています。西では芝生拡大は顕著で、芝生の拡大に合わせて土煙がたつのを防ぐため残しているクローバーを取っています。土煙を防ぐためクローバーを活用していると、芝生化できても芝生にクローバーがちょろちょろと生えてきます。大変ですが、芝生のクローバー取りは続ける必要があります。

雑草が多いが、芝生が残っている場所は、雑草を取るだけにしています。芝生を助けるだけでランナーが伸び、土面に定着します。雑草を抜くだけでその土面がやわらかくなるからです。

芝生の繁茂を助けるには芝生の間に入りこんでいる落ち葉を取り除くことが重要です。

なお、西洗自治会生活環境部は、充電式草刈機(マキタ)を2台持っています。ナイロンコードが高速で回って草を刈る仕組みのもので、芝刈機としても使えますが、操作が面倒で疲れます。時間もかかります。西洗公園愛護会事務局は、西洗公園には、シバの草丈を揃えることができる電動芝刈り専用機が必要と思っています。

これまでの50年、西洗公園は、樹木公園、芝生公園の特長が利用者から高く評価され、花壇をつくりたいと思う人が、実質、現れませんでした。今年の総会で花壇をつくりたいと主張する人が現れましたが、本当に花壇をつくりたい人はまだ現れていません。総会での花壇提案者は、あったらいいなと思っただけで自分が花壇をつくる決心をした訳でありませんでした。

今後50年も樹木公園、芝生公園の特長を維持するのが最善と思います。現在、荒れは目立っていますが、半年間の西洗公園愛護会事務局の公園維持管理実験で、芝生については回復可能との見通しをえています。

樹木については、密植や、落ち葉を園内活用してこなかった罪の罰で、ケヤキなどは寿命がきており、オオムラサキツツジは花が咲かない問題があります。今後50年、樹木公園の特長を保全できるか大きな不安があります。伐採・植樹計画が重要ですが、港南土木事務所マターで、西洗公園愛護会事務局としては心配しています。特に高木が心配です。いったん、高木が枯れて、樹林地が貧相になっても、高木樹林地回復を目的に植樹を考えるべきと思います。

なお、オオムラサキツツジは、低木であり、生長が早く、一列植栽なら植え替えで見事な花づきは回復可能です。

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