西洗公園愛護会事務局は、4月以来、公園維持管理実験を行ってきたが、日々の維持管理が大切と痛感しています。
ほぼ毎日、園丁のように修復努力を続けていますが、道半ばです。
目に見える形で公園は修復できているので、事務局は、成就感、満足感、幸福感を味わっていますが、組織化ができていません。
西洗公園を永続的に維持管理する組織力ある愛護会をつくることができるのか、確信がありません。公園で雑草抜きをやってくれる人がいることは確かです。公園南側の縁辺部では誰かが最近雑草抜きをやっていたと感じながら雑草を抜いています。特に南東部の樹林地、南西部の樹林地は、誰かが雑草抜きをやっていると感じます。気にいっている人がるのでしょう。
しかし、南西部の樹林地の築山の土の流れは誰も修復していませんでした。公園西側の、けものみちならぬ、ひとみちの土の流れは誰も修復していませんでした。芝生広場の雑草抜きは誰もやっていなかったと思います。
総合力のある愛護会をつくることは容易ではありません。園丁のように公園で仕事をする人が10人ぐらいいるような愛護会をつくれるでしょうか。
今後50年も、西洗自治会生活環境部公園担当が、毎月1,2回開催している当番班2班による公園清掃システムは非常に貴重と思います。このシステムの永続性は、過去50年の実績で西洗自治会は証明しました。この公園清掃は班員の親睦にも役立っています。公園の雰囲気がいいのでしょう。老人も若い人も子供達もきて1時間弱の公園清掃をやってくれます。
今年度の実績では、上手下手はありますが、雑草抜きもやってくれました。不平、反対の声は少なかったと思います。若い男女は、たとえば「雑草抜きだって喜んでやるよ。子供達のためだ」と言って夏の炎天下でも雑草抜きをやってくれました。生活環境部公園担当や、公園愛護会事務局は、西洗自治会の底力に驚き、感動しています。
この自治会員の活力に呼応して園丁のように仕事をする公園愛護会員が永続的に10名ぐらいいれば、今後50年、西洗公園の、安全、清潔、美、居場所・活躍場所・避難場所としての効用、公園維持管理体制は盤石でしょう。
そうなることを祈りながら私は公園維持管理実験を死ぬまで続けます。港南土木事務所の改修が始まるのを見て死にたいと思っています。死ぬ前に何んとか西洗公園維持管理マニュアルを作成したいと思います。