日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

西洗公園芝生広場東のパーゴラは、目的あいまい、効果なしではないか

2024年09月28日 | 社会

パーゴラとは、ベンチなどの休養施設の上部に設置される修景施設のことで、日陰棚(ひかげだな)などとも呼ばれるそうです。古くはラテン語でぶどう棚を意味します。公園施設としてはフジなどつる性植物を植えた日陰機能を有するものに限りません。

西洗公園のパーゴラは日陰機能はありません。修景にいいと思ってつくった構造物でしょう。目的、効果がはっきりしない施設です。その下のベンチにすわると、ちょっと気が落ち着くかもしれませんが、芝生広場東を狭苦しくしただけではないかと思います。

西洗公園開園時には芝生広場東は、滑り台もパーゴラもありませんでした。広々した芝生広場で気持ちがよかったし、使い勝手がよかった記憶があります。

20年ぐらいたって、芝生広場西にあった鉄製の滑り台が老朽化したので、現在の大型のプラスチック製滑り台が、なにもなかった芝生広場東の中央に設置されました。その時、現在の太いコンクリート柱の大きなパーゴラが滑り台の西側に併設されました。

西洗公園のパーゴラは、雨を防ぐ効果も日陰をつくる効果もありません。したがって、今年4月から、公園利用者に西洗公園のいい点を聞いてきましたが、滑り台を素晴らしいと言った人は多かったが、パーゴラがいいと言った人は皆無でした。構造物のパーゴラだけでは修景効果は小さいようです。

パーゴラ等の新設については、当然のことながら当時の西洗自治会に連絡が来たと思うが、町で議論になった記憶はありません。西洗公園は港南土木事務所マターと割り切っていたのでしょう、自治会は役員会でも議論はしなかったのではないでしょうか。

なお、当時、夏祭りは実行されていたのか、どこを主会場にしていたのか記憶がはっきりしません。南側の芝生広場東を主会場にしていたら、パーゴラ等の新設は自治会で問題になったでしょう。

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開園後、50年がたったのに西洗公園には花壇など草花がない

2024年09月28日 | 社会

公園愛護会となると花壇づくりが一般的ですが、不思議なことに西洗自治会には、花壇づくりを行うような公園愛護会会員が現れませんでした。

港南土木事務所が建設した西洗公園が、完成形に近かったのではないでしょうか。オオムラサキツツジが見事に咲き、無数のケヤキ、クスノキ、シラカシ、コナラ、サクラなどの樹木が公園の空間を埋めていたのではないでしょうか。広々した空間は、芝生が一面に植えられ、美しい芝生広場となっており、はがして花壇などをつくる気がおこらなかったのではないでしょうか。

50年たった今も、荒れてはいますが、西洗公園は昔の形を残しています。そして草花を植えないという不文律が今も生きている感じがします。

今年4月、西洗自治会総会で西洗公園に花壇をつくるという提案があり、承認されたが、花壇をつくると言う公園愛護会員は一人も現れていません。提案者は、自分がつくると決心したのではなく、あればいいなと思っただけだったそうです。

とすると、今後50年、西洗公園は、樹木公園、芝生公園の特長を維持し、咲かなくなったオオムラサキツツジを美しく咲かせる工夫をし、枯れてしまった高木をどうやって復活させるか、樹林地を維持するか、やはり寿命が来たソメイヨシノに代わるお花見樹木をどうするか、植樹計画を作り直すことがだいじと思えます。

また、雑草取りを強化して芝生を助け、芝生広場の美しさ、効用をとりもどすことではないでしょうか。

本当にめずらしいことですが、西洗公園は、街区公園なのに大公園の風格を持ち、隣町の人々にも愛されています。舞岡公園は県有数の名園ですが、広々した芝生広場がありません。遊具広場がありません。幼児のいる親達は、舞岡公園ではなく、西洗公園にきて遊んでくれます。

西洗公園は、町の人々の居場所、活動場所、そして災害時の避難場所としてその効用が高まる一方と予測します。陽気な音楽に合せ、みんなが集団でダンスパーティ―などを楽しむ時が来ることを祈っています。

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