初夏の陽気の気持ちがいい庭で、手入れをしていると、1人の老婦人が通りかかって親しげに声をかけてきました。どこかで会ったことがあると思ったが、誰かわかりませんでした。ただの通りがかりの人かと思いながら雑談を始めました。
庭の草花に関心があるようだったので、従来は花畑をつくるという考えで、スコップで畝をつくり、1年、何を咲かせるかと考えて庭づくりをやってきたが、体力の低下がひどいので、今は、花の草原にするという考えで庭を管理することにした、この庭は4月になると、美しい花の草原になるのでまた見にきてくださいと言うと、老婦人は、詩人のようなかたですねとほめてくれました。
一向に立ち去らず、お話を続けたいような言動をとっているので、真鯉の飼育を見てもらいました。真鯉のことや、水の浄化について説明すると、自然の仕組みを飼育に取り入れているとまたほめてくれました。
やはり、一向に立ち去ろうとしないので、何か目的があってきたなと思い、名前や住所を聞いてみました。丸山台2丁目のかたでした。前に二人組で伝道にきたエホバの証人の一人でした。私のことを思い出し、今度は1人で、3月24日、「イエスの死を思い起こす集まり」があるから誘いにきたとのことでした。この集りは年に1度の式だそうでエホバの証人はだいじにしているようです。
前回会って私が、キリスト教について詳しかったので思い出し、誘いたいと思い、来たと言って、集まりのパンフレットをくれました。
そういうことだったのかと思い、私はいかなる宗教団体にも所属しない、人として生きていると言って集まりに行くことをことわり、伝道を考えず、花の草原を見に来てくれると嬉しいと言って別れました。
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