現在瀋陽で停滞中のMAKIKYUですが、昨日・今日と2日間は瀋陽Shenyangの東隣にある工業都市・撫順Fushunに出向いていました。
隣町という事で所要時間も列車やバスで片道約1時間、交通費も日本円に換算して数十円~百数十円といった所ですので、2日間とも午後から軽くお出掛けといった気分で行っていました。
この撫順の街は露天掘りの炭鉱が有名で、他にも色々見る所もあるので結構面白い所ですが、MAKIKYUの最大の目的は中国の地方都市では特に珍しい都市型鉄道で、ここには旧満鉄の末裔である「ジテ」とよばれる旧型電車をはじめ色々な車両が活躍、路線も結構入り組んでいて長いものでは所要1時間を越えるなど乗り応えも充分です。
これだけ凄い所だと何故午前中から行かないのか?と思う方も居られるかと思いますが、この鉄道は朝と夕方の通勤時間帯のみ運行され、昼間は全く稼動しない(市内交通として、この鉄道に平行して走るバス路線が多数有ります)ので、この様な動きとなります。(午前中は瀋陽のホテル内で休養&雑用という事もありますが…)
ちなみに2日間の行程は以下の通りです。(-は鉄道、=はバス、…は徒歩で特記以外の鉄道は撫順の市内電車)
(11日)
瀋陽北-(中国鉄路Y787次)-撫順…鉱務局-古城子-劉山=(502路)=撫順=(都市間バス・銀色)=瀋陽北(バスは瀋陽駅行きで、北駅から徒歩で7~8分程度の広場で下ろされ、ここから徒歩)
(12日)
瀋陽北-(中国鉄路Y805次)-撫順=(10路)=元龍山(バス停は別の名前:徒歩5~10分程度)-鉱務局-公園=(24路)=塔連-(北路)-鉱務局…撫順=(都市間バス・緑色)=瀋撫高速上=(都市間バス・山吹色)=瀋陽(南駅)=(203路)=瀋陽北
撫順の市内電車は昨年も訪問、この時は「ジテ」と呼ばれる旧型車に乗車しただけでしたが、今回は他のタイプ(専ら写真のタイプで、鉱務局~公園のみ先頭形状の異なる車両)に乗車、「撫順鉄道案内」の掲示板に情報が出ていた通り車内では水のサービスもあり、これのお世話にも…(実は元龍山駅近くのバス停に着いたのが1455、この駅の終電が15時ですので、この間を猛ダッシュでヘトヘトに。実は今回の旅行でこの様な事は初めてではなく、益山Iksanでもありました)
今回の2日間で乗車した車両は、1編成を除き自動放送による案内があり、釣り掛けモーターの音を聞きながら「ピンポ~ン」というチャイムを聞くと、名鉄の瀬戸線を思い出してしまうような感じでした。(以前乗車した際は、車内放送そのものがなかったです)
また今回の撫順訪問で現存する市内電車の営業線は晴れて踏破、ここは列車の本数が多くない上に、終点駅で数時間も停泊する(朝の運行時間終了後、夕方まで)ので、路線バスと組み合わせて行動すると効率的で、またバスも新旧様々でなかなか面白いです。
あと今日の撫順~瀋陽の都市間バスですが、これは撫順から乗車したバス(緑色・亜星)が高速道路上で故障し、高速道路上に停車した別のバス(山吹色の国営?・JAC)に乗り換えたもので、前者は10元も徴収した上に通路にまでプラスチックの椅子、それに対し後者は7元で所定外の椅子はナシと、サービスは雲泥の差で運賃も余計に掛かりましたが、日頃このエリアを行動される方はともかく、滅多に訪れない土地で色々なバスに乗車できたという意味では、ある意味貴重な経験かと思っています。(昨日の銀色バスもプラスチック椅子あり)
書きたい事はまだまだ色々ありますが、その内機会を改めて取り上げたいと思います。また明日以降は瀋陽を離れますが、更新の減少ならびにローマ字投稿(概ね今月中)が予想されますので、予めご了承下さい。
画像は撫順の都市型電鉄でMAKIKYUが11日に乗車した車両・このタイプが現在最も一般的です。
隣町という事で所要時間も列車やバスで片道約1時間、交通費も日本円に換算して数十円~百数十円といった所ですので、2日間とも午後から軽くお出掛けといった気分で行っていました。
この撫順の街は露天掘りの炭鉱が有名で、他にも色々見る所もあるので結構面白い所ですが、MAKIKYUの最大の目的は中国の地方都市では特に珍しい都市型鉄道で、ここには旧満鉄の末裔である「ジテ」とよばれる旧型電車をはじめ色々な車両が活躍、路線も結構入り組んでいて長いものでは所要1時間を越えるなど乗り応えも充分です。
これだけ凄い所だと何故午前中から行かないのか?と思う方も居られるかと思いますが、この鉄道は朝と夕方の通勤時間帯のみ運行され、昼間は全く稼動しない(市内交通として、この鉄道に平行して走るバス路線が多数有ります)ので、この様な動きとなります。(午前中は瀋陽のホテル内で休養&雑用という事もありますが…)
ちなみに2日間の行程は以下の通りです。(-は鉄道、=はバス、…は徒歩で特記以外の鉄道は撫順の市内電車)
(11日)
瀋陽北-(中国鉄路Y787次)-撫順…鉱務局-古城子-劉山=(502路)=撫順=(都市間バス・銀色)=瀋陽北(バスは瀋陽駅行きで、北駅から徒歩で7~8分程度の広場で下ろされ、ここから徒歩)
(12日)
瀋陽北-(中国鉄路Y805次)-撫順=(10路)=元龍山(バス停は別の名前:徒歩5~10分程度)-鉱務局-公園=(24路)=塔連-(北路)-鉱務局…撫順=(都市間バス・緑色)=瀋撫高速上=(都市間バス・山吹色)=瀋陽(南駅)=(203路)=瀋陽北
撫順の市内電車は昨年も訪問、この時は「ジテ」と呼ばれる旧型車に乗車しただけでしたが、今回は他のタイプ(専ら写真のタイプで、鉱務局~公園のみ先頭形状の異なる車両)に乗車、「撫順鉄道案内」の掲示板に情報が出ていた通り車内では水のサービスもあり、これのお世話にも…(実は元龍山駅近くのバス停に着いたのが1455、この駅の終電が15時ですので、この間を猛ダッシュでヘトヘトに。実は今回の旅行でこの様な事は初めてではなく、益山Iksanでもありました)
今回の2日間で乗車した車両は、1編成を除き自動放送による案内があり、釣り掛けモーターの音を聞きながら「ピンポ~ン」というチャイムを聞くと、名鉄の瀬戸線を思い出してしまうような感じでした。(以前乗車した際は、車内放送そのものがなかったです)
また今回の撫順訪問で現存する市内電車の営業線は晴れて踏破、ここは列車の本数が多くない上に、終点駅で数時間も停泊する(朝の運行時間終了後、夕方まで)ので、路線バスと組み合わせて行動すると効率的で、またバスも新旧様々でなかなか面白いです。
あと今日の撫順~瀋陽の都市間バスですが、これは撫順から乗車したバス(緑色・亜星)が高速道路上で故障し、高速道路上に停車した別のバス(山吹色の国営?・JAC)に乗り換えたもので、前者は10元も徴収した上に通路にまでプラスチックの椅子、それに対し後者は7元で所定外の椅子はナシと、サービスは雲泥の差で運賃も余計に掛かりましたが、日頃このエリアを行動される方はともかく、滅多に訪れない土地で色々なバスに乗車できたという意味では、ある意味貴重な経験かと思っています。(昨日の銀色バスもプラスチック椅子あり)
書きたい事はまだまだ色々ありますが、その内機会を改めて取り上げたいと思います。また明日以降は瀋陽を離れますが、更新の減少ならびにローマ字投稿(概ね今月中)が予想されますので、予めご了承下さい。
画像は撫順の都市型電鉄でMAKIKYUが11日に乗車した車両・このタイプが現在最も一般的です。