先月「MAKIKYUのページ」で取り上げた岐阜県・長良川鉄道の観光列車「ながら」、MAKIKYUが今夏この列車をはじめとする長良川鉄道の列車に乗車した際には、途中の郡上八幡駅でも途中下車したものでした。
郡上八幡駅は郡上市の中心市街地へ向かう際の最寄駅にもなっていますが、徒歩で移動するのは少々距離があり、MAKIKYUは郡上八幡駅~市街地の往復で路線バスを利用したものでした。
昼間時間帯であれば8の字型に運行するコミュニティバスが2台運行、このバスは各便が1時間毎に運行しており、両者を合わせると毎時2本の運行となっています。
土地柄を考慮するとかなり至便で、運賃も100円と割安ですので、これだけでもかなり健闘している部類と感じますが、これに加えて郡上八幡駅を起点に八幡の中心市街地を経由する路線バスが幾つも存在しています。
MAKIKYUが郡上八幡駅~城下町プラザ(八幡の中心市街地に位置)の移動でバスを利用した際は、片道はコミュニティバスを利用したものの、もう片道は丁度良い時間に郡上八幡~美濃白鳥間を運行する白鳥交通のバス便があり、この白鳥交通のバスに乗車したものでした。
MAKIKYUが乗車したバスは日野ブルーリボンⅡ、それも比較的年式の新しい大型ワンステップ車ですので、旧国鉄が廃止→第3セクター転換(長良川鉄道)になる鉄道路線と並行する区間で走る車両にしては、かなり上等な部類と感じたものでした。
運賃もコミュニティバスよりは少々割高になるものの、それでも郡上八幡駅~城下町プラザ間で110円という運賃はかなり割安と感じたものでした。
白鳥交通の別便では、まだ大都市圏でも珍しく感じられるJ-BUSの大型新モデル車も活躍、また撮影はできなかったものの、更に白鳥交通以外の他社一般路線も存在しています。
この他に岐阜バス高速八幡線の区間乗車(郡上八幡駅~城下町プラザ間160円)も可能となっており、郡上八幡の都市規模を考慮すると、昼間時間帯の郡上八幡駅~城下町プラザ間のバス便数やバリエーションの豊富さは破格と感じた程でした。