そうです、教育テレビのタイトルから拝借しました。
「どっちでもいいねか、スミレはスミレなんだから・・」
そう言われる。そうなんです、その通り。
でもね、そこが血液型のなせる業。
図鑑でタチツボスミレ、オオタチツボスミレ、スミレサイシンと見たからには、スミレを見たら何スミレか知りたい!猛烈に知りたい!!分かって自己満足したい。困ったものね。その細かい区別を知ることが喜びに通じるから、知っていそうな人にしつこく聞いて回るわけ。もっと他の所で発揮しろ、と言われても、そういうところはどうでもいいのよ。
で、『佐渡の花』を何度も見ていると、お目にかかりたい花がわんさと出てくる。
今年はとりあえず、カタクリ、シラネアオイに遭遇したから、偶然ザゼンソウ、ウラシマソウのお目にかかったから、まあ、満足なのだけれど・・・
今の時期だから、是非とも『ウワズミザクラ』が見たくなった。
佐渡の花に載っているのだから、佐渡に咲いていると希望を持ってその正体を目に焼き付けておく。どこで出会っても大丈夫なようにと、必死!
「念ずれば通ず。」写真目に焼き付け効果がこうも早く出るとは。すぐに分かったわ。
何だこんな所にかというような場所。私の清々場所へ行く道。
白く見えるのが花、ものすごい大木
これでサクラか?と思えるような花
バラ科 ウワズミザクラ属 葉も木の皮もサクラそっくり
見上げると、白い花が風にゆらゆら揺れて、木全体がなんともさわやか・・・
去年はこの木の付近で、エンレイソウだ、ヒトリシズカだ、キクザキイチゲだ、テンナンショウだ、と興奮していたけれど、ウワズミザクラなんて全く目に入らなかった。
知りたい!気持ちはすごいわ。
図鑑で知って、目で知って、自分の中にそれらが蓄えられていくと不精な私でもほんと楽しい。(たとえすぐに忘れてもね)