昨夜、ユースケ・サンタマリアさんがどんな演技をするのだろうと、興味津々でドラマ『親父がくれた秘密』を観た。
男5人兄弟。その配役がまた絶妙。
といっても知っている俳優さんは、ユースケさんの他は大森南朋さん、小澤征悦さんのみ。
若手二人なんて??
四男の高良健吾くん、いいねえ。初めて見たけれどいいわあ。今度出演あったら見るね。
肝心の話、そのでき。
なんかなあ、可もなく不可もなし だなあと。今一つ物足りない。
せっかくなのになあ、甘いなあ、ゆるいなあ、どっかで見たこと感じがあるなあ、と全くの上から目線。
それでも、2時間超のドラマを退屈しないで観ていたんだから上等なはずだわ。
それなのに、可もなく不可もなしの感想なんて。
自分の感性がおかしいんだ。
(映画「あなたへ」の佐藤浩市さんエピソードがいらない、なんていうくらいだからな。)
『可もなく不可もなし』
思い出した。
40代のころ、職場同僚に言われたのよ。いたく傷ついたけれど・・・
この年になって。あれま、その通りじゃないのよ、言いえて妙。うん、なんの衒いもなくそう思えるわ。
でもでも、やっぱり私、根に持っているらしく意味を調べたわ。
・いけないと決めつける欠点も無いが、さりとてとりわけよいというほどの長所も見当たらない。
良いとも悪いともどちらともいえない、平凡なこと。
・言行に可不足なく中道をえていること、片寄らない自由自在な態度をとることにもいう。
(1)〔論語(微子)〕言行が中道を得て過不足がない。
(2)〔後漢書(光武帝紀)〕とりたてて欠点もないが、長所もない。平凡である。
ん?まるっきりどうでもいいわけでもないんだ、いい面もあるんだ。そうか。
でもな、続きを見ると・・・
類語
・沈香も焚かず屁も放らず(じんこうもたかずへもひらず)
お香を焚(た)くといった風雅なこともしないし、かといって不作法に人前でおならをするわけでもない。
1.特に目立つ特徴のない、極(きわ)めて平凡な人の喩え。また、どうでも構わないような者のこと。
類:●凡人
2.徳行もしなければ悪行もしない、役にも立たない代わりに害にもならない人の喩え。
類:●可もなく不可もなし●毒にも薬にもならぬ
あんれまあ。
やっぱり落ち込むべきかしら。反省した方がいいかしら。性格改造した方がいいかしら。
ま、いっか。