草彅剛さん、48回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞おめでとう。
何かの賞に絡んでほしいと思っていたから「碁盤切り」での演技が認められての優秀賞、
今回は最優秀賞は難しいかもしれないけれど、優秀賞に選ばれただけでも嬉しいわ。
そして、娘役の清原果那さんは優秀助演女優賞だ、おめでとう。
2021年の『ミッドナイトスワン』での最優秀主演男優賞に続いての受賞だ。
(
昨今ニュースをにぎわせている出来事を思うと、人生の選択の結果と選んだ末の生き方が、
いかにその人のその後を左右するかということを深く考えさせられるのよ。
そして、草彅さんが、なかなか仕事が来ない中でつかんだ舞台『バリーターク』が浮かぶわけ。
私、前にもブログで書いているけれど、
男二人が壁に囲まれた部屋で同じことを毎日繰り返す、それはそれで居心地がいいのだが。
ついに男一人がその部屋を飛び出そうとする。
「向こうに違う世界があると分かっていてなぜ飛び出さない」(そんな意味)
もう当時の剛君とぴったり重なって。演出した白井晃さんもそんなこと言っていたわ。
観劇した当初は分からなかったが、今になってそういうことってあるよね、って。
どうなるか分からないけれど、飛び出してみようとするその心意気。結果、過酷な仕打ち。
CMがなくなり、レギュラー番組なくなり、スマップのスの字も言えず楽曲も歌えず、仕事も
もらえずの状態から約9年かかってここまで来た。大変だったよねって褒めてあげたい気分。
稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、草彅さん。それぞれの分野で活躍していて。
で、草彅さん、『ヴェニスの商人』終わってさびしいってラジオで。
他の演者の人たちは本番前に1日に1回は舞台に立つのに、僕は調子こいて立たないでいたら、
監督に言われたんですって。
「剛君は舞台にちゃんと行かないと。だから噛むんだよ」と。
ばかに嬉しそうに話しているのよ。おかしくて。
こちらがその舞台。役者さんたちは、この通り劇の間中この場所に座っている。
剛君、出番じゃなくても寝るんじゃないよ、ってな心配したのはほんと。
(写真は全てネットから拝借)
授賞式は3月14日ね、忘れずテレビの前に、だ。
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