こんばんわ。
鎌倉駅から歩いて15分ほどの安養院の大紫躑躅は、季節には必ず訪れる。ここの躑躅はなかなか見頃の適期を計るのが難しく、もう遅いかなと思う頃がちょうどいい。はやる気持ちを抑え、満を持してようやく今日、出掛けた。その甲斐があった。
お寺の垣根の大紫躑躅が見頃になっていた。カメラを向けたら、ちょうど観光人力車がやってきた。
その先の山門周辺の躑躅もばっちり。
この山門前の躑躅がいつも一番遅く、ほかは満開でもまだ五分咲き程度ということが多いのだ。今回は満開になってくれていた。
つつじは年季が入っている。老いてますます盛んなり。
山門
境内にも大紫躑躅が何株も。
樹齢750年の槙の木が中心に。
由緒ある古木で鎌倉市の天然記念物である。
さて本堂奥へ。本堂のガラス戸にもツツジが咲く。
この奥に、今をときめく政子どのの墓がある。ここの大紫つつじはもう終盤に入っていた。
大河ドラマの政子どのはまだこれから。娘の大姫の婿さんになるはずだった木曽義高が殺害されることになり、悲しむ政子どのと大姫。
死して政子の法名は安養院政子となる。政子どのの法名がお寺の名前になった。
”鎌倉殿の十三人”の応援の故か、今年の安養院政子どのの大紫つつじはことのほかよく咲いた。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
安養院からの帰り道のカラー。源氏の白旗のよう。