気ままに

大船での気ままな生活日誌

宝石のような一日

2013-07-21 10:23:31 | Weblog
昨日は宝石のような一日だった。

早朝から円覚寺に出掛けて、夏期講座の先生方のいい話しを聞かせてもらう。佐久間勝彦先生からは、”青年海外協力隊の若者たちから学んだこと”のテーマで。日本語教師として小さな国に出掛けた若者が現地の人々から、逆に学ばされて成長していく姿。谷川俊太郎の詩”若さゆえ”で締める。さしのべられた細い手/助けようとして君は助けられる/その手に/求めてやまぬひたむきな心/教えようとして君は学ぶ/その心に

ロバート・キャンベル先生からは、”たとえばの話/世界を「外」から満たす日本人の感性”のテーマで。牧水の”海の声”を例にあげて。白鳥は哀しからずや/空の青、海のあおにも染まずただよふ 啄木の”一握の砂”を例にあげて。白き蓮沼に咲くごとく/かなしみが/酔ひのあいひだにはっきりと浮く やはらかに積もれる雪に/熱てる頬を埋むるごとき/恋してみたし

お二人のご縁にびっくり。ロバート・キャンベル先生がカリフォルニア大学バークレー校の学生だったとき、はじめて日本語を習った先生が佐久間勝彦先生だったとのこと。30数年後、円覚寺で同じ日に講演する不思議。ぼくもちょうどその頃、気楽な身分でその大学に在籍していた。30数年後、お二人の講演を受講している不思議。



12時半に講演会が終わり、北鎌倉駅前でカレーライスを食べ、街を歩く。地元の八雲神社のお祭りが始まっている。祗園八坂の神霊を勧請している、言ってみれば、鎌倉の祇園社。この日が宵宮祭。そして、今日が神輿渡御。午後、出掛けてみようか(汗)。




そして東慶寺へ。もう女郎花が。


ナデシコも


桔梗はもちろん


海蔵寺ではノウゼンカズラと蓮の花が。




道端では、夏の野草の女王、ヘクソカズラとハキダメギクを見つける。




涼しい一日で、いいお話しを聞いて、好きなお神輿に遭遇し、好きな花々をみて、おまけに、帰ると、稀勢の里の歴史的大勝利と、朝から晩まで、まるで宝石のような一日だった。
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