■ 午後1時から、千葉市中央コミュニティセンターでタイトルの講座が開かれた。
妻が通院していた病院に案内チラシが貼ってあり、開催を教えてもらったもの。
講師・実技指導は、田中宏暁さん(福岡大学スポーツ科学部教授、身体活動研究所所長)。( ① ② )
20年ほど前、ランナーズに掲載されていた記事で“ニコニコペースのランニング”なる言葉が印象に刻まれていたのと、2年ほど前のNHK「ためしてガッテン」( ① ② )でスロージョギングが紹介されていたことから、ぜひ直接指導を受けたいと参加を申し込みました。
主催者は、NPO法人認知症フレンドシップクラブ。
参加者は、約100人ほどでした。
講演(60分)の後、実技・質疑応答(60分)を行った。
講演の要点を列記しますと、
・病にならないためには、食べすぎないで、運動を積極的に行うこと。
・ 一に運動 二に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ
・スロージョギングは、あらゆる病気を予防し、長寿、脳と体に良い。
… …
実技では、参加者が全員裸足になって、スロージョギングのやり方、ポイントを教えていただいた。
私は25年ちかくランニングをやっていましたが、目からウロコでした。
安全で健康によい、正しい走り方を初めて知りました。
非常に有益な講演でしたので、事務局の方から転載の許可をいただいた講座資料の一部を以下にご紹介記します。
(1) スロージョギングのコツ
・笑顔を保てるペースでゆっくり走りましょう
・歩幅は狭くして、足の指の付け根あたりで着地しましょう
・決して無理せず、まず15分から。「1分走る+1分歩く」を繰り返してもOK
・口を開けて、呼吸は自然のままに
・1日30分、週3日でも効果あり。理想は、週180分(日に30~60分)
(2) 気楽に、楽しく、長く続けていきましょう!
・1~3週間で効果を実感!3ヶ月続ければ楽しくどこまでも走れるように!
・続かなくても、「またやるか」と再開すれば何の問題もありません
・ご家族やお友だちと走ったり、ネット上の掲示板で交流したり
(3)スロージョギングで予防・治療効果が出る病気・症状
糖尿病(高血糖症) 高血圧 脂質異常症(高コレステロール値) 骨粗鬆症 動脈硬化 心臓病 脳卒中 ガン 認知症 うつ病 腎臓病 通風 他
スロージョギングは、毎回が「お薬」と考えましょう。体調の悪い日以外はできるだけ毎日、少しでも続けることが大切です。
(4)スロージョギングは減量に効果大
スロージョギングのエネルギー消費量=走行距離(km)×体重(kg)(スロージョギングのエネルギー消費量は、ウォーキングの2倍)
毎日4km走れば、食事制限なしでも健康的に体重は落ちていきます。
参考文献:田中宏暁先生の著書「スロージョギング健康法」(朝日新聞出版)「スロージョギングで人生が変わる」(廣済堂出版)「仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング」(角川SSC新書。窪田競教授との共著)他
コストコ 14k+4k=18k
1月累計 R=99km S=0k 年間累計 R=99km