松林の下、丘陵地の下草刈りが行われてから、ほぼ7日が経った。
丘陵地のAに1つ、Cに1つ、計2つのヒガンバナが開花し花開いた。
Aの花は住宅地に近く、犬が吠えてきたので敬遠。
AからCに移動。
切り株の横に花開いたヒガンバナに、
トンボがとまっていた。
蝶 無心にして花を尋ぬ
花 開く時 蝶来たり
蝶 来る時 花開く
吾も亦 人を知らず
人も亦 吾を知らず
知らずして 帝の則に従う
(良寛)
秋は、ヒガンバナが咲くと、
その蕾にトンボがとまる。
上の詩のように、秋のコスモスは、蝶や蜂が密を吸いに寄ってくる。
ヒガンバナは、トンボばかり!?
ちょっと不思議に思い、
ネットで調べてみました。
トンボは、竿の先や枝先に止まる習性を持っている。
トンボは変温動物のため、秋になって気温が下がると、
太陽の光を浴びて体温をあげなくてはならない。
そこで、できるだけ広い面積に日光を当てて、効率よく体温をあげるため、
日光の角度を調整しやすい竿の先のような場所に止まる習性がある。
つまり、トンボは日向ぼっこで体温を上げるために、いつも日当たりの良い
竿の先にとまるということらしい。
花島公園や市民の森のヒガンバナは水辺に咲いている。
I 公園は松林の丘陵地に咲く。
水辺の方が早く咲くようだ。
また、I 公園の観察では、発芽して1、2日で茎がニョキニョキ伸び、
7日前後で開花が始まる。
明日以降は、膨らんだ蕾が次々と花開き、
数日後は花数いっぱいに群生しそうである。
帰り際に、ヒガンバナの咲く最寄りのK公園に寄っってみた。
草むらを覗くと、20~30cmほどの茎が伸びていた。
こちらも、連休明けには開花ですね。
今週~来週は、あちらこちらがヒガンバナでいっぱいになります。
<参考> 村上緑地公園のヒガンバナ(2019/9/20の記事)