南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

タイガーエンジンのオーバーホール その4

2014年12月06日 17時31分06秒 | 輸入横型エンジン編



オーバーホールじゃないんだけどカバー類の塗装を剥離してみた。

まずはカバーに付いてるジェネレーターやらオイルシールやらの、
溶けたら困る部品を全部外し洗浄して脱脂をする。
油が付いてると剥離剤の効果が薄くなっちゃうからねぇ。










冬は剥離剤の効果が出にくいと言うかなかなか剥がれてくれないから、
ヒーターでガンガン炙ってやると剥離剤げ沸騰したようになり、
剥離作業がはかどる、のは良いんだが凄い悪臭。
たぶん長いことこの匂いを嗅いでたらきっと倒れるね。

そして手に飛んだ剥離剤を痛いの我慢して剥離ってたら、
皮膚が火傷してしまった。
この剥離剤は恐ろしい程の酸性だから、
作業する時はマスクと手袋に保護メガネが絶対必要だ。
逆に強アルカリ性の剥離剤は目に入ると失明するらしい。

よって剥離剤をなめないようにね。
いや、舐めるなって意味じゃなく甘く見るなって事。










たぶん粉体塗装と思われる頑固な塗装も、
3回も塗って洗ってを繰り返せば綺麗に剥がれ落ちる。
本当はカバーに付いてるエンブレムも剥離したいんだけど、
樹脂で無理だからアルミのカバーだけにして、
次はペーパーを当てて鏡面仕上げにしても良いね。

そんな訳で終わった後に気が付いたんだけど、
ヘッドのカバー類も塗装されてるのコロッと忘れてたから、
次も全部剥離してさっさとオーバーホールして載せるつもり。

また新しいエンジンも入って来るから、
早く終わらせないとガレージが大変な事になるわ。


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