南信州のりもの倶楽部♪

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タイガーエンジンのオーバーホール その6

2014年12月12日 17時08分41秒 | 輸入横型エンジン編



昨日なんだがタイガーエンジンのオイルポンプを交換していた。

俺が今まで見た中で一番大きいオイルポンプはWIN120ので、
ウチには使わない腰下があったからそこから外して比較してみると、
タイガーエンジンのオイルポンプより5ミリほど厚く、
さらにトロコイドギアの歯数も違うから、
WIN120のを使ってみたくなる。

ちなみにタイガーエンジンにはオイルジェットがあるけど、
WIN120のクランクケースには無く(正確にはLIFANのWIN120のコピーエンジン),
潤滑はタイガーエンジンの方が勝ってる感じはするけど、
オイルポンプのサイズは違うから面白いね。









ただ、両方を比べていたら何かギアの歯数が違う気がして、
数えてみたらタイガーエンジンは24丁でWIN120は22丁。
クランクのギアは数えてないんだけどこのまま使うのは嫌だから、
駆動ギアだけを交換して装置する事にする。








タイガーエンジンのギアを外そうてしたんだが、
シャフトからギアがなぜか外れず叩いて抜いてみたら、
なんとシャフトとギアが錆びで固着していた。
オイルが必ず供給されるからと言っても錆びとは無縁ではないって事。

シャフトが錆びていようが磨けばまた使えるんだけど、
普通の中華エンジンのポンプと同じだから使う予定は無し。
普通に買えるから次は新品にしたいかな。

俺は新品の中華エンジンを何機もバラした事あるけど、
変な所がいきなり錆びていた、なんてことはしょっちゅうだから、
何でも疑ってかかる事が大切。
さらにオイルポンプはエンジンで言うと心臓と同じだから、
オーバーホールする時は必ず確認するように。


そんな訳でオイルポンプは交換したから、
次はギア飛び対策をしてクラッチ側は終わり。
クランクケース割らないと早く感じるねぇ。

コメント (2)
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