南信州のりもの倶楽部♪

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タイガーエンジンのオーバーホール その2

2014年12月02日 18時41分54秒 | 輸入横型エンジン編



今日は整備主任者講習の法令編があったんだが、
毎年あるんだが昼飯食ってから受講するからすんごい眠かったわ。

だけど県内でも整備中の事故が起こってるらしく、
冗談抜きで気を付けようと思ったね。
よくフロアジャッキで車上げて下周りの整備してる人いるけど、
おっかなくて俺は出来ねぇな。

当たり前だがジャッキアップしたらウマかけるとか、
無いなら外したタイヤを車の下に敷くなどして落下対策を必ずする。
ジャッキってだいたいが油圧だから、
圧が急に抜けるかもしれないからねぇ。

んで、肝心のタイガーエンジンなんだがあれから全く進んでない。
正直言うと腰上があんなにノーダメージだったから、
この状態でダイヤルゲージあてて芯を見て、
そんなに悪くなかったらギアの飛び対策だけして組んでも良いかなぁ、なんて考えている。

確かタイガーエンジンはベアリングは国産使ってたはずだし、
今回はケースの塗装剥離をしなくてもいいから。
それにタイガーエンジンは右クランクケースにクランクが圧入されてるから、
外す時に叩くし、何か本末転倒な気がして仕方ないのだ。
まぁただ面倒になっただけだ(笑)










これはタイガーエンジンのクラッチカバーの中。
クランクがカバーに刺さる3点支持なんだが、
ロンシンとかの中華エンジンと違ってここにベアリングが入ってる。
ここまではそこらへんの中華エンジンと違って作り込んであるんだが、
写真じゃ分かりにくいんだがチェンジアームが刺さる部分、
ここには何とニードルベアリングが入っている。
国産でもここまでは作ってないよな。

こんな感じで作り込みは凄いんだけど、
なぜか3速からのシフトダウンでニュートラルに飛ぶんだよなぁ。
これさえ無ければ最高なんだが…

最近暇だからもっとガレージにこもりたいんだが、
飯田でも初雪降ったし寒いからなかなか。

いい加減ガレージに暖房入れようかなぁ。

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