
今日は甲子園が終わったらベアリングを買いに行って、
ワッシャーを入れ忘れたGPXをまたバラして組み直し何とか完成した。
けど、注文を受けていたジェネレーターとオイル取り出しのニップル買うのをコロッと忘れていたから、
先ほど注文して部品が来たら納品になるかな。

最近は中華エンジンのミッションのトラブルを研究する事が多く、
とくにロンシン125とLIFAN150のギア抜け対策を何とかしないと、
中古エンジンを買ってもゴミになる事になり中華エンジンが得意な方々とディスカッションしていたりする。
個人的にはモダンワークスさんのボトムニュートラルミッションに交換しちゃえば終わりだとは思うが、
それは修理でも対策でもなく部品交換に逃げただけだから気に入らないし、
でも色々調べてデータを蓄積しないといけないから冗談抜きで日々研究している。
今回はGPX125のボトムニュートラルミッションとリターンミッションを比較してみたんだが、
ギア比が違うのは前に書いたはずだがドグの形状まで違っていて、
写真左側はボトムニュートラルミッション、右側がリターンミッションなんだけど、
形は違うけど問題なのはドグの移動量でシャフトに掘られた切り欠きやドグの形状によっては、
ミッションをチャンポンして変わったギア比のミッションを作れるかなぁ、と思っていたりするが、
写真見て分かるようにギアの厚さまで違うから実際にケースに組んでみないと分かんないわ。
ちなみに最近の収穫だとLIFAN150のシフトドラムとロンシン125のシフトドラムは互換性があるから、
どちらもCD90のリターンミッション化キットを使えば問題解決するっぽく、
ただ高額だから他の策も考えないと解決にはならない。
1万で買ってきた中古エンジンに1万近くするシフトドラム使うとかじゃ意味無いもんねぇ。
今のところ高額にはなるが修理可能で、安い部品交換だけでどうにかはならないみたいで、
でもシフトドラムに掘られた溝を適正化するとか無理だもの。
もし私が出来ても他の方が出来ないんじゃ全く意味無いからねぇ。


もう一丁だが簡単な対策があり、それはシフトドラムストッパーアームのスプリングレートを上げてやる方法なんだが、
インジェクションモンキーのスプリングは昔のスプリングよりバネの径が太いから結果としてシフトドラムストッパーを固定する力が増す事になる。
ただシフトチェンジが重くなっちゃうんだが。
部品番号は写真の通りだがら先ずはシフトドラムストッパーと一緒に交換してみても良いかもね。
そう言えば次は中間110cc遠心クラッチエンジンをバラすからまたギア比は調べてみるが、
シフトドラムとストッパーとアームは特殊だから意味は無さそう。
手持ちの安い部品だけで修理は無理かもだけど、
これからも研究だけは続けていくさ。