南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

エンジンは壊れるまで働いちゃうんです

2019年06月06日 20時21分31秒 | GPX125 エンジン偏


今日は本業があったんだが修理見積もりだけは出したかったからブローしたエンジンをバラしてみた。









ヘッドなんだがバルブは曲がってないしスキッシュを叩いた後も無かったからオーバーホールで再利用は可能みたい。

GPXヘッドは品切れしてるからここがダメならしばらく修理出来ないのよ。









シリンダーを外したらピストンが入ったまま外れてスリーブは割れてるから再利用は不可。








コンロッドが裂けるチーズみたく縦に割れちゃってる…

多分だけどスモールエンドが伸びたような壊れ方したのかなぁ。









ピストンピンが完全に千切れてるからどれだけ回したんだろうか。

エンジンブローも焼き付きとかならまだ腰上だけだが今回はクランクもオシャカだから笑えない壊れ方で、
予防としてはオーバーレブに気を付けてもらうのと下のギアで引っ張ってもエンジンが痛むだけたから引っ張るのは4速だけにしてもらいたい。
私の場合トルクピークまで回して最高速だけ引っ張るけど、
南信州にそんな場所はあまり無いから無関係かな。

あと、仲間うちで走ってると熱くなって回しちゃうからこれも良くなて、
今回もHISPECさんと2台で走ってたんだから無謀かなぁ、と思われる。
あの人はチューナー兼レーサーなんだし無理についていくことなかったんだが、
焚き付けたHISPECさんにクランクを奢ってもらっても良いかもしれない(笑)

今回は腰上だけしかバラしてないけど破片がミッションに噛んでたらミッションも交換になるし腰下までバラさないとダメっぽいが今日はここまでで、
でも修理方法や他のエンジンのプランなども頭の中にはあるからプレゼンしてみて考えていただければ良いかな。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする