南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

酔っ払っての入札はやめよう。

2014年12月11日 22時21分04秒 | 輸入横型エンジン編



またエンジン買っちゃったよ…


今回のは138ccらしい56ミリピストンの中華エンジンで、
クランクのストロークはよくある55.5ミリで計算したら137ccみたい。

実はこのエンジンって昔に買ってて南信州仕様のシャリィに載せてあるんだけど、
あのエンジンはピストン径が54ミリで127ccと思われる。
昔は中華エンジンのラインナップが沢山あったし、
輸入した業者が組み換えて販売、なんてのもあったかもしれない。
つまり余り物で作られたエンジンじゃないかって事。
ピストン径とピン径が分かってれば誰でも組めるもんね。

シリンダーには点刻印で138ccって掘ってあるが、
点刻印だから開けるまで信じられんが、
プライマリキックやWIN120の部品取りもアリだし、
プライマリキックのエンジンが沢山あるウチみたいな所には助かるかな。


んで、数えてみたら今年買ってウチで抱えてる中華エンジンは7機。
幾ら使ったか考えると心が痛い…

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中華エンジンの初期オーバーホール

2014年12月09日 22時33分46秒 | 輸入横型エンジン編



この間なんだが中華110cc遠心クラッチの初期オーバーホールをしていた。
オーナーは前もウチで初期オーバーホールした同じエンジンを使っていたんだけど、
チェーンが緩かったらしく走行中に外れ、
カウンターシャフトがロックしてミッションがぶっ飛んだらしい。
だからまた同じエンジンを用意したって訳。

しかしこのエンジン、ウチでは今年に入って3機も初期オーバーホールしてる大変需要のあるエンジン。
買ってきてカブに載せればボアアップされた4速ロータリーにいきなり生まれ変わるからなんだが、
中国人の組み方はホントいい加減だから初期オーバーホールを強く進めている。

オーバーホールって言ってもピストンとリングをバリを取り初期なじみを向上させ、
オイルポンプを外してスムーズに動くか確認して、
ピストントップをダイヤルゲージで正確に出してバルタイを合わせる。
このエンジンはクランクケースに圧縮上死点の切り欠きが無いため、
何を基準にバルタイを出してるか分からない、
と言うか奴らにバルタイって言う概念が無い。
だから買っていきなり載せて走ったらアイドリングがおかしいとか、
パワーが無いなんて場合はバルタイを確認してみよう。
ピストンリングの合口もホントいい加減な合わせ方してあるから、
ちゃんと組み直すだけでポンとパワーが上がるかもね。

まぁしかし今年は何機エンジンをやったか分からんが、
来年は少しセーブして車体の方もやってみたいかな。
ゴリラも組んでかなり走ったし仕様変更も考えてるけど、
他の用途でもう1台作ったっていいね。

乗る人は俺だけなんだけど。


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パズドラのススメ

2014年12月09日 20時03分40秒 | 無課金中級者のパズドラ攻略


パズドラのランクが400になり、
めでたく俺も高ランカーの仲間入り。
ゲームやってる暇あればエンジンやれって言われそうだが、
タダのゲームで無課金でもホント飽きないんだよなぁ。

ウチのカミさんなんかは子供がパズドラやっるといい顔しないんだが、
俺の場合パズドラだけはむしろやらせた方が良いと思う。
なぜって基本パズルでしかないから頭の体操には持ってこい。
しかも延々とプレイは出来ないから1日1時間もやらないんでないかな。

このゲームはお金かけようと思えば何万も使っちゃう大人もいるけど、
無課金でも頭さえ使えればかなり強くなれる戦略性もある。
俺だって完全無課金だけど写真の高難易度ダンジョンを余裕で
マラソンできちゃえるんだし、
スマホ買ったら無課金でやってみてもらいたいね。











ここからは分かる人向け。


神々周回の俺のパーティはこれでフレンドは赤ソニア。
ティアマットまでスキルを貯めて倒しきる時にハートを全消しして、
カオスデビルドラゴンではグリプスライダーとサイクロンデビルドラゴンとベリアルのスキルを使って盤面を闇と火だけにしたセルフ陣で倒し、
ゼウスで赤ソニアの陣に闇シヴァの火ドロップ強化、
呂布のエンハンスでワンパン。
4列5コンボあれば間違いなく倒せるから、
サタンや五右衛門パーティよりはかなり安定して回れる。

結局は呂布と闇シヴァとベリアル、グリプスライダーベクターフィンはガチャ限の編成難易度は高めだが、
闇シヴァのところはヘラウルズでもあり。
ただ操作時間延長が無くなるから5秒パズルが4.5秒になるけどね。

ホントは赤ソニアがいればもっと楽なんだけど、
無課金だから仕方ないし手持ちのモンスターで何とかするのが醍醐味だから。

ちなみに魔法石263個もあるけどホントに無課金だからね。
ゴッドフェスの時だけ金の卵が一個出たらそれで終わりって言うマイルールがあるから、
それ以外ガチャはやらないと決めてるんだけど、
それでもホルスやパンドラ、緑関羽と緑諸葛亮、
インドラやイザナギもなぜか出たから、
実は無課金でもそんなに困っていなかったりする。
ただ水系はイシス以外は皆無に近くヴィシュヌやヴェルダンディ、ネフティスとかも出たけど、
手持ちに合わせるモンスターがいないから使い道が無かったり。
ネフティスはパンドラのサブでいけるか。









一応証拠として。
購入がゼロだから完全無課金だ。


実はまだランクが100くらいの時はホルスを使える腕が無く、
たまたま出たイシスでやっと手前3コンボが作れてヨシ!とか言っていた。
ランクが200の時もイシスでほとんどを過ごし降臨なんか絶対無理なレベル。

でも経験値効率が良いダンジョンを毎日ひたすら回って腕を磨き、
ランクが200後半の時に出た呂布と赤ソニアの相性が良すぎる事に気付き、
そこからひたすら陣を組む練習を毎日してたっけなぁ。










陣の組み方なんだが完全に独学でマスターした。
最初は上か下から順に組んでタイムオーバーなんでマヌケなことやってたけど、
実は凄く簡単にあのミルフィーユが作れるようになる。

例えばこんな盤面。
陣を組む鉄則として、まずは少ない方のドロップの数を数える。
写真は赤が少なく12個で、
だから赤を上から2列と4列目に組む事だけ考えれば、
闇は勝手に1,3,5列目に来るから一番火力が出る陣が完成。
ただ自身が無い場合、この盤面だと一番下に赤を組みやすく、
もし闇が繋がって4列4コンボになったとしてもゼウスの530万ちょっとのHPはワンパンで削れる









こんな感じ。
ただしくじると一撃で殺されるんだけど(笑)
呂布のエンハンスでこっちのHPが1になっちゃうんだから本当に一発勝負。
ただ俺はこれで何人のゼウスを倒した事か。

今のところ成功率は95パーセントくらいで、
例えば下にの盤面。







こんな酷い盤面で赤を一列作って1個余る場合でも、
落ちコンで1コンボでも乗れば何とか倒せる。
ただ今までこんな盤面でも削りきれなかった事は一度も無く、
3列3コンボでも死ななかったんだよなぁ。
ただ少ないドロップがたった5個しか無いなんて本当に酷い盤面はダメ。
これは俺は何にも悪くない。

それと失敗した時は必ずドロップミスで2列に繋がっちゃったとかポカをやってるんだけど、
最近はかなり安定して陣が組めるから今日も一度も失敗してないくらい。
他のダンジョンでやりたいのが無い時は、
ここを毎日回ってランクが上がってスタミナ回復してまた使い切るくらいやるから、
1日20周近くやっても失敗しないからなかなかの精度。
ただ作業感はハンパないけどね。

次の目標はランク500と伝説の航路を安定して回れるパーティを作ること。

無課金でもこれ出来るなら超上級者。
いい加減嫌いなスキル上げもしないと絶対無理だが、
せっかくここまで上手くなったんだから、
無課金にこだわって達成したいねぇ。

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タイガーエンジンのオーバーホール その5

2014年12月08日 11時35分26秒 | 輸入横型エンジン編


全くもってオーバーホール作業じゃないんだけど、
今日も部品の塗装を剥離っていた。

写真の部品はヘッドのカバー類なんだけど、
タイガーエンジンは独特な凝った作りをしてあるから、
この部品がエンジンに付いてりゃタイガーエンジンだとすぐ分かるね。

それとだが、個人的に好きなカバー類は、
あまり見なくなったけどSPD100のカバー類。
あれもかなり凝ってるから欲しいんだが、
もう作ってないのが非常に残念。
SPDは中華エンジン系と勘違いされるんだが、
あれはれっきとした国産エンジンだからねぇ。

でだ、なんでそんなにエンジンの塗装を剥離したがると言われそうだが、
これもちゃんとした理由があってやってる。
それは塗装を剥離るだけで冷却効果がかなり上がるからだ。

そもそもエンジンがなぜ冷えるかって言うのにも訳があって、
昔の科学で熱量保存の法則って習ったの覚えてるかなぁ?

エンジンから発生した熱は何かに移らなければ冷えることなく蓄積される。
空冷エンジンの場合だとエンジンからの熱が外気に移動する事によって冷却されてるんだけど、
当然だがエンジンの表面がもし100度だったとして扇風機で風をあててみても、
冷却後の空気の温度って100度にはなってない。
つまり熱を空気に移すって効率が良くないし、
熱は何かに移さないとエンジンは冷える事は無い。


だから空冷エンジンの場合はエンジンの表面にフィンを設けることによって、
空気にあたる面積を増やして熱を空気に移しやすくしてて、
フィンがあると無いとじゃエンジンの表面積はかなり違う。
測った事は無いけどたぶん倍以上は違うんでないかなぁ?

エンジンの塗装の剥離もこれと同じで、
塗装されて表面がツルッとした状態よりも、
塗装がないザラザラしてる方が表面積は全く違う。
たぶん倍くらいは表面積が増えてると思う。

だから塗装してある時よりも塗装してない時の方が、
冷却と言う面では遥かに優れているのが分かるんでないかな。
だけどこれは剥離したら2倍冷えるって事でなくて、
効率が約2倍になったって事だから勘違いしないように。
さっきも言ったように熱を空気に移すのには限界があるから、
効率は上げとくのに越した事は無いし、
熱を管理したかったらオイルクーラーの大きさを変えた方が簡単。
大きいの装着しといて冷え過ぎればテープで隠せば良いだけだ。

ちなみに水冷エンジンは熱を一旦水に移して、
それから空気に移してるって事になるけど、
水冷は冷やしたい場所をピンポイントで冷やせるし、
ラジエターって実は表面積は空冷に比べてかなり広いから、
冷却って面では空冷よりは優れていると言えるかな。









剥離後がこれ。

笑っちゃうが地の色と同じ色の塗装してあったみたいで、
だったら塗らくても良かったんでないかと思うわ。

つまり見た目は全く変わらず冷却効果は上がった事になる。
艶は無くなったけどね。

それとチェンジペダルも黒いから剥離しようとしたが、
まるで刃が立たず、たぶんだがこれはブラックアルマイトなんだろう。
剥離剤じゃメッキとアルマイトは剥がせないからな。


今日は塗装の剥離から簡単な科学の話まで出てきちゃったが、
熱量保存の法則の話をもう少しすると、
冷凍したお肉を解凍する時、シンクに伏せて置いておくと早く解凍出来るけど、
あれって熱を空気に移すんでなくシンクに移した方が早く溶ける、
これも熱量保存の法則の応用と言える。

こんな感じで簡単な事だけどわざわざ科学の面からアプローチするってのも、
回りくどいけど面白いよね。

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タイガーエンジンのオーバーホール その4

2014年12月06日 17時31分06秒 | 輸入横型エンジン編



オーバーホールじゃないんだけどカバー類の塗装を剥離してみた。

まずはカバーに付いてるジェネレーターやらオイルシールやらの、
溶けたら困る部品を全部外し洗浄して脱脂をする。
油が付いてると剥離剤の効果が薄くなっちゃうからねぇ。










冬は剥離剤の効果が出にくいと言うかなかなか剥がれてくれないから、
ヒーターでガンガン炙ってやると剥離剤げ沸騰したようになり、
剥離作業がはかどる、のは良いんだが凄い悪臭。
たぶん長いことこの匂いを嗅いでたらきっと倒れるね。

そして手に飛んだ剥離剤を痛いの我慢して剥離ってたら、
皮膚が火傷してしまった。
この剥離剤は恐ろしい程の酸性だから、
作業する時はマスクと手袋に保護メガネが絶対必要だ。
逆に強アルカリ性の剥離剤は目に入ると失明するらしい。

よって剥離剤をなめないようにね。
いや、舐めるなって意味じゃなく甘く見るなって事。










たぶん粉体塗装と思われる頑固な塗装も、
3回も塗って洗ってを繰り返せば綺麗に剥がれ落ちる。
本当はカバーに付いてるエンブレムも剥離したいんだけど、
樹脂で無理だからアルミのカバーだけにして、
次はペーパーを当てて鏡面仕上げにしても良いね。

そんな訳で終わった後に気が付いたんだけど、
ヘッドのカバー類も塗装されてるのコロッと忘れてたから、
次も全部剥離してさっさとオーバーホールして載せるつもり。

また新しいエンジンも入って来るから、
早く終わらせないとガレージが大変な事になるわ。


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タイガーエンジンのオーバーホール その3

2014年12月04日 15時51分51秒 | 輸入横型エンジン編



寒くなってくるに連れてバイタリティが無くなってく…

今日はタイガーエンジンのクランクを、
写真のように半バラシのままスタンドに載せて芯を見てみた。

結果0.05ミリ程のズレ。
これは両方のフレ幅だから片側0.03ミリほどで、
普通なら当然芯出しをするんだけど、
タイガーエンジンのクランクはクラッチ側がやたら長い上に、
その先端で測れるもんだから数値がどうしても多く出る。
埼玉のボスも0.05ミリまでしか芯出しが出来ないと言ってたくらいだから、
これくらいは許容範囲と言えるかな。

それと問題のギア飛びなんだけど、
前もそうだったんだけどシフトドラムストッパーの形が中華はマチマチで、
純正を一個買って2速の部分の谷を少し深くしたら全く飛ばなくなったから、
今回もその手で修理しようと思う。
本来はシフトドラムの溝の不良だと思うんだけど、
さすがに彫り直す訳にいかないからねぇ。
だからたぶんだがシフトドラムをモンキー純正にしちゃえば良いんだが、
安く直せれれば俺的には問題無し。
交換なら壊れてからでも遅くないから。

そんな訳で今日は何と芯だけ確認して終わり。
まぁ冬なんてバイク乗れないからこんなもんだ。
コメント (2)
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タイガーエンジンのオーバーホール その2

2014年12月02日 18時41分54秒 | 輸入横型エンジン編



今日は整備主任者講習の法令編があったんだが、
毎年あるんだが昼飯食ってから受講するからすんごい眠かったわ。

だけど県内でも整備中の事故が起こってるらしく、
冗談抜きで気を付けようと思ったね。
よくフロアジャッキで車上げて下周りの整備してる人いるけど、
おっかなくて俺は出来ねぇな。

当たり前だがジャッキアップしたらウマかけるとか、
無いなら外したタイヤを車の下に敷くなどして落下対策を必ずする。
ジャッキってだいたいが油圧だから、
圧が急に抜けるかもしれないからねぇ。

んで、肝心のタイガーエンジンなんだがあれから全く進んでない。
正直言うと腰上があんなにノーダメージだったから、
この状態でダイヤルゲージあてて芯を見て、
そんなに悪くなかったらギアの飛び対策だけして組んでも良いかなぁ、なんて考えている。

確かタイガーエンジンはベアリングは国産使ってたはずだし、
今回はケースの塗装剥離をしなくてもいいから。
それにタイガーエンジンは右クランクケースにクランクが圧入されてるから、
外す時に叩くし、何か本末転倒な気がして仕方ないのだ。
まぁただ面倒になっただけだ(笑)










これはタイガーエンジンのクラッチカバーの中。
クランクがカバーに刺さる3点支持なんだが、
ロンシンとかの中華エンジンと違ってここにベアリングが入ってる。
ここまではそこらへんの中華エンジンと違って作り込んであるんだが、
写真じゃ分かりにくいんだがチェンジアームが刺さる部分、
ここには何とニードルベアリングが入っている。
国産でもここまでは作ってないよな。

こんな感じで作り込みは凄いんだけど、
なぜか3速からのシフトダウンでニュートラルに飛ぶんだよなぁ。
これさえ無ければ最高なんだが…

最近暇だからもっとガレージにこもりたいんだが、
飯田でも初雪降ったし寒いからなかなか。

いい加減ガレージに暖房入れようかなぁ。

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