団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

父母の恩は、山よりも高く海よりも深し

2020-05-28 05:12:55 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「今になり知った母の愛」というタイトルで49歳の女性看護師さんが投稿されていました。




 突然母が末期がんで亡くなって6月で丸一年です。
困ったことがあったときや話をしたいとき母はいつもそばにいてくれて安心できる存在でした。

 大好きな母がいない生活はこんなにも大変なのか。
そう痛感している日々です。

 人間関係に悩んでいたら母が夢に現れました。
白い着物姿の母は輝く光に包まれて笑顔で「私、また抗がん剤するんさ」とだけ言ってスーッと消えていきました。

 その言葉から病に向き合う生前の母の思いを知り、
私への「前向きに生きたら」というアドバイスに聞こえてきました。

 私には中学校二年生の娘がいます。
自分の体調が悪くて病院に行きたいと思っても、
娘の習い事の送迎や食事の準備でいつも自分のことは後回しにしてきました。

 そんなとき自分もかつて同じようにしてもらったことを思い出しましたが、
母は私に疲れた顔を見せたことなんて一度もありませんでした。

 今になって、これが無償の愛であることを知りました。


 以上です。

 投稿者さんの心には、お母様は今でも生きていらっしゃいますね。

 父母の恩は、山よりも高く海よりも深しと言いますが、親と同じぐらいの年齢になると、
より親のありがたさが分かるような気がします。

 私も親からいろんな形で無償の愛をもらいましたが、
まずは忘れられない恩の一つは、幼稚園に入る前の出来事です。

 恐らく4歳ごろだったと思いますが、父親からお菓子を買う為硬貨をもらいました。
その硬貨を何気なく口へ持っていって、飲んでしまいました。

 今でもはっきり思い出すのは、父が私を逆さまにして、1キロほど先にある病院へ走って行ったことです。

 幸いなことに飲んだ硬貨が5円玉で、真ん中に穴が空いていたので、空気を吸うことが出来たので助かりました。
芋などを食べさせられて、硬貨は翌日に出てきたように思います。

 4歳の子を逆さまにして1キロ程全力で走って病院に駆け込んでくれた父の行動に、
今でも感謝しています。







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コメント (10)
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