団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

子育て、孫育ても終え、やっとのんびり老後を送れると思ったのに、また子守は勘弁して欲しいです。(笑)

2020-05-30 04:44:19 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「少子化対策 知恵絞ろう」というタイトルで14歳の男子生徒さんが投稿されていました。




 僕は、日本で進行する少子高齢化を何としてもくい止めたいと考えます。
働ける年代の人が少なくなると経済成長は減速するはずです。
増え続ける高齢者を年金などで支えるにはこれまで以上に僕たち若年層の経済的負担が増すのは必至でしょう。

 どうすればいいのでしょう?
僕たちはまず一人一人が意識して少子化を改善していくべきです。

 近年は女性の社会参加が進んでおり、家族だけでなく、
地域全体で子育てをする仕組みを構築することが必要となっています。

 地域でその割合がどんどん増え続けている高齢者が交代で子守をすれば、
僕には一石二鳥に思えてきます。

 他にも働く女性の諸支援はもちろん、子供が増えた地域への国からの
各種財政的支援を検討してもいいのでは?

 いずれにせよ僕たちはもっと知恵を絞らなきゃ!


 以上です。


 少子化対策を、まだうら若い男子生徒が考えてくれるなんてありがたいことです。

>働ける年代の人が少なくなると経済成長は減速するはずです。


 日本のこの狭い国土で、今1億2千5百万人の人口です。
私が生まれた1947年は7千8百万人です。

 たしかに高齢者が増えて、人口ピラミッドは逆三角形になっていますが、
日本という国を考えてみますと、高度成長期を終えて、安定期に入っていると思います。

 今の人口で、非正規社員が増え続けています。
もっと人口が増えれば、さらに正社員につける人が少なくなるでしょう。

 これ以上 人口を増やすではなく、一人当たりの生産性をあげる工夫をすべきだと思います。

 非正規社員では自分一人が食うので精一杯で、結婚どころではありません。
女性も食えないような男性は、敬遠するでしょう。

 これでは少子化になるのが当たり前です。

 まずは一人当たりの給与を増やす対策を考えるのが大切なのでは。
その為には、非正規社員を減らし、正社員を増やすことです。

 職業が安定して、それなりの給与も貰えるなら結婚する若者も増えるのでは?

 日本の労働生産性は「1人当り」と「時間当たり」共に、先進7カ国で最下位という状況が20年以上続いているようです。

「単に人を増やしただけでは、企業の業績アップにはつながらないのです。
個々の職場の単位では、採用した人をきちんと育てて業績に貢献してくれる人材にすることや、
今いる人材でできることを増やしていくための業務の効率化などが、今後の課題となるでしょう。」

と、ネットに書かれていましたが、企業が人材を育てる努力や業務の効率化を図る努力が不足しているように思えます。

 これも非正規社員が多くて、育てると言うより使い捨てという企業が増えているせいなのでは?
私たちが入社した頃は研修という名の勉強会に参加する機会が多くありました。
 やはり人材にお金をかけなければ。

 貴重な人材を使い捨てではなく、大事に育てましょう。
一人当たりの労働生産性を高め、給与も増やし、個人個人が安定した生活を送れるようにすれば、
若者達も結婚し、子供も生まれるのでは?

 少子化対策は、国が中学までの子ども手当を出したり、子供たちの医療費を無償にすることではなく、若者に安定した職業につく機会を増やし、
それなりの収入を得るようにすることが一番なのではと私は思うのですが。

 そうなれば、若者達の結婚も増え、自ずと子供も増えるのでは?


 投稿者さんの「地域でその割合がどんどん増え続けている高齢者が交代で子守をすれば、
僕には一石二鳥に思えてきます。」。

には、反対です。(笑)

 子育て、孫育ても終え、やっとのんびり老後を送れると思ったのに、また子守は勘弁して欲しいです。(笑)






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コメント (8)
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