中日新聞の「くらしの作文」に「私の終活」というタイトルで、89歳の男性が投稿されていました。
家の中の整理整頓をしている。
いわゆる終活で、断捨離を始めたのである。
と言っても、これは初めてのことではない。
今まで何度か試みてはいるが、いつも中途半端で終わった。
今回のきっかけは、市から卒寿祝いが贈られたことによる。
今まで何をなすにも、あまり年齢を意識せず過ごしていたが、90歳なのだ。
俄然本気にならざるを得ない。
立つ鳥跡を濁さず・・・。
必要なものを厳選し、不用品を処分しよう。
まず手掛けたのは、あちこちの引き出しや箱に入れたままになっている物。
次いで、趣味で集めた物、旅行先で買った物などである。
ところが、戸惑ったのは「一体必要な物とは何か」である。
ただ生きていくだけなら、ほんの身の回りの物だけでいい。
「2年間使わなかった物は捨てよ」と、聞いたことがある。
しかし、存在を忘れていた物でも、思い出が付きまとえば、不用品とは言いたくない。
それでも今回はたくさん捨てた。
人に貰っていただいた物もあるが、今回も中途半端で終えそうだ。
90歳、まだ90歳と言ってくれる人もいる。
結局、私は与えられた時間を生き生きと暮らすために、不用品と思っても、あったらうれしい物を残すことにした。
以上です。
断捨離って、難しいですよね。
>「2年間使わなかった物は捨てよ」と、聞いたことがある。
こんな風には、いかないですよね。
投稿者さんが言われているように「結局、私は与えられた時間を生き生きと暮らすために、不用品と思っても、あったらうれしい物を残すことにした。」となるでしょうね。
私は衣替えの時に、必要がなくなった衣料品は捨てています。
思い出の品は、捨てないですね。
後に残った者が、手間でしょうが全部捨ててくれればいいと思っています。
旅行先で写した写真も残してありますが、全部捨ててしまってもかまわないです。
業者さんに頼めば簡単に捨ててくれるのでは。
大事な事はエンディング・ノートに書いてますので、8割方は問題ないと思います。
気づかぬ事でいろいろ出るでしょうが、それは勘弁してほしいです。
小田和正 本人 言葉にできない フル